追究

2023年04月26日

ビジネス学部 グローバルビジネス専攻  Bilingual Internship Domestic

2023年2月22日(水)株式会社ブライセン

東京に拠点を置くIT企業でのインターンシップで
ビジネスマナーから営業・運⽤サポートまで
グローバルなビジネスを実体験しました。

 ビジネス学部 グローバルビジネス専攻は、国際経済情勢やグローバルな企業経営などの知識を⾝につけるための学びを提供する専攻です。学びのポイントとして、国際経済や国際⾦融など、経済学を中⼼にグローバルビジネスの現場に必要な専門知識を⾝につけます。また、グローバルなシゴトに携わることを⾒据えてのプレゼンテーションや⽂書作成など、ビジネスシーンで活⽤する英語を1年次から少⼈数で学修します。とくに4年間の中で、学⽣にとって⼤きな学びの機会となるのが、国内外のグローバル企業でのインターンシップ「Bilingual Internship Overseas/Domestic」です。学修の集⼤成として、学⽣全員が3年次に約1か⽉間、海外に拠点のある企業や、国内を拠点としながらもグローバルビジネスを展開している企業に派遣され、実務型のインターンシップに挑戦します。

 今回ご紹介するのは、東京に拠点を置く株式会社ブライセン様でのインターンシップの様⼦です。ブライセン様は、ソフトウェア・業務アプリ開発からデータベース設計、システム開発まで幅広いソリューションサービスを持ち、豊富な実績と⾼い技術⼒で世界に向けてサービスを発信している企業です。グローバルビジネス専攻の学⽣4名がブライセン様で実務型インターンシップを行いました。

 約1か⽉間のうち、まずはビジネスマナー研修からスタート。名刺交換や電話応対、メールの書き⽅といった基本的なことから、各種パソコンスキル、ブライセン様で扱っている商品知識の理解などを進めていきました。続いては、⾃分たちがブライセン様の営業職になったつもりでの、提案書作成や提案の練習です。外国籍社員の⽅を交えた営業会議への参加や、取引先を想定しての提案書作成におけるポイントの解説や、営業場⾯を想定した資料作成などをおこないました。さらに、営業プレゼンテーションや、契約が決まった取引先に対する導⼊⽅法の説明など、営業の現場から実際の運⽤までを想定した⼀通りの流れを経験することができました。
 ブライセン様は、オフショア開発に力を入れ、ベトナム・ミャンマー・韓国・カンボジアに海外拠点があります。また、グループ従業員の約8割は外国籍の方々で、グローバル人材の活用に積極的な企業です。東京本社においても多国籍な社員の方々に接しながらインターンシップに取り組んだことは、学生たちにとって⼤きな経験となったようです。

「Bilingual Internship Domestic」体験者の声

 このバイリンガルインターンシップを通じて、社会⼈としてのスキル獲得や、グローバル企業で働くことそのものを感じることができました。例えば外国籍社員の⽅とのミーティングでは、お互いの前提としての考え⽅や知識が異なることから、⼀つひとつのことを丁寧に確認することの⼤切さを学びました。これは、大学での学びからも重要だとわかっていたことですが、知識として持っているのと、それを実践するのとでは違いがあり、実践⼒が⾝についたと感じます。プレゼンテーション資料の作成においても、国内外に関係なく、顧客の関心や知識を理解したうえでの資料作成が⼤切であることを実感。さらに⼀⼈ではなくグループで⼀つの資料をつくる経験を通して、チームとしての仕事の進め⽅も勉強になりました。
 コミュニケーション能⼒や、発⾔時の⼯夫、ビジネスマナーなど、まだ⾜りないこと、伸ばすべきことに気づけたように思います。海外でのインターンシップも魅⼒的ですが、国内において外国籍社員の⽅とともにグローバルビジネスを展開する企業だからこそ、よりビジネスの内容を深掘りできたように思います。国内のグローバル企業について、就職先として意識できたことも⼤きなプラスになりました。

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