追究

2024年04月05日

創造表現学部「プロに学ぶ!取材ワークショップ」を今年も開催

2023年2月20日 長久手キャンパス 11405講義室、アネックス

プロの方を講師に招き、取材・撮影について実践的に学びました。

 昨年、創造表現学部 メディアプロデュース専攻で実施した「プロに学ぶ!取材ワークショップ」。今年度は、創作表現専攻にも対象を拡げ、より幅広い興味と専門性を持った学生たちが参加して、前回の続編として開催しました。昨年同様に現役で活躍するプロの方を講師に招いて取材と撮影、記事の書き方について実践的に学びました。
 多様な情報が行き交う現代社会では、伝えるべき情報を的確に収集して他者にわかりやすく伝えるスキルが重要になっています。そこでワークショップでは、アート表現や自己表現とはひとあじ異なる「取材して伝えること」の楽しさを体験しました。
 はじめに、メディアプロデュース専攻の宮田雅子先生から今回のワークショップの目的と流れについて説明があり、その後、講師の方が紹介されました。
 今回の講師は、広告代理店・廣告社株式会社の野口隆太さん。そしてコピーライターの岡留輝美さんとカメラマンの古城友也さんです。

 岡留さんからは効果的なコピーの書き方として、「取材の目的を明確にする」「リサーチの重要性」「時間配分について」「話の引き出し方」など、インタビューや撮影の基本的な心構えや現場で役立つ実践的なノウハウについて、実際の事例を交えながらお話しいただきました。その後、自己紹介シートを作成。自分を表現するさまざまな単語をランダムに書き出しました。
 続いて、古城さんからは、スライドを使って実例を紹介していただきながら、「写真の構図」などの基本的な内容から「臨場感のある表情の撮り方」「トリミングのポイント」まで、インタビュー写真の撮影方法についてレクチャーを受けました。

 昼休みをはさみ、午後からはいよいよ実践へ。今回のテーマは「他者紹介」です。2人1組になって、学生同士でインタビューを行い、終わったら取材対象者の魅力を引き出すために、研究室、屋外、教室など思い思いの場所へ移動して撮影しました。

 それぞれの取材・撮影が終了したら次は記事制作です。アトリエに移動し、取材対象者の魅力を伝える記事(タイトル、本文)を作成。同時に撮影した写真の選定やレタッチ(補正)作業にも取り組みました。

 記事が完成したあとは、講評会へ。各自が仕上げた記事は、読み手の目を引くキャッチコピーや個性が伝わる写真など、学生たちのアイデアや工夫が随所に見られ、学生同士が他者の記事から学ぶ機会にもなりました。限られた時間の中で、いずれもクオリティの高い仕上がりとなり、講師の方々からは「短時間で仕上げたとは思えない完成度です」「その人の雰囲気が伝わる表情や構図に驚きました」などと高評価をいただきました。
 学生たちは、この講評会でいただいたアドバイスを元に試行錯誤を重ね、完成版の記事を作成。講師の方々からは再び、1人ひとりに細かく丁寧なアドバイスをいただきました。ワークショップ実施後にまで時間をかけて取り組み、プロの方々とやり取りできたことは、大きな学びとなりました。
 現場で活躍するプロから学べるのは貴重な機会です。これを機に情報収集の方法や正しくかつ魅力的に伝える手法を身につけ、さらに表現の幅を広げてくれることを期待しています。