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2016年02月29日

名古屋マーケティングインカレ最終報告会

名古屋マーケティングインカレ最終報告会

2015年12月5日(土) 星が丘キャンパス

マーケティングを学ぶ学生たちが
日頃の研究成果を披露し、競い合いました。

 名古屋マーケティングインカレとは、名古屋近郊のマーケティングを学ぶ学生たちが日頃の研究の成果を競い合う討論会。日本経済新聞社の『日経ビジネス』が後援していることも大きな特徴のひとつです。第10回大会の今年は、5つの大学が参加し、愛知淑徳大学からはビジネス学部の大塚ゼミと新井ゼミの学生たちが参加しました。12月5日(土)には愛知淑徳大学の星が丘キャンパスで、32チームの頂点を決める最終報告会が開催され、学生たちは持てる力をすべて出し切り、自分たちの研究成果を、他大学の学生たちに訴えました。
 午前中は5つの会場に分かれ、決勝戦進出をかけた予選を開催。学生たちは、プレゼンテーションの中にクイズを盛り込んだり、二人の発表者の掛け合いを軸に発表を進めたり、写真や図解をふんだんに用いたスライドを用意したり。さまざまな工夫を凝らし、自分たちの研究についてアピール。発表後は会場から多くの質問が寄せられ、活発な討論会となりました。

 午後の本戦の前には、ゲスト審査員の日本経済新聞社編集委員田中陽氏による講演会を開催。毎年この最終報告会を楽しみにしているという田中氏は企業の経営理念を題材に語り、「理念をしっかりと持った企業はとても強く、成長を続けていきます。みなさんも、自分自身の"理念"を在学中に見つけてください」とメッセージしました。

 そしていよいよ、本戦がスタート。全5チームによる発表で、愛知淑徳大学からは大塚ゼミの2チームが決勝の舞台に立ちました。「総合スーパーの衣料品部門」に着目したチームや「復刻商品の可能性」について検討したチーム、「商店街の活性化をめざした取り組み」など、それぞれの研究テーマも実に多彩。5つのチームがそれぞれ強みを発揮し、観客を惹きこむ中、最優秀賞に輝いたのは大塚ゼミの「チームゆるちゃんず」。「ご当地キャラクターを合理的な政策にするには」をテーマに、愛知県内の市町村への合計54回に及ぶヒアリング調査や稲沢市民へのアンケート調査など、足を使って稼いだ確かなデータに基づく、実直な研究が評価され、引き寄せた最優秀賞でした。
 マーケティングというテーマを学ぶ学生が一堂に会し、競い合った「名古屋マーケティングインカレ」。学生たちは、この貴重な経験を通じて向学心を高め、今後の学びにつなげていくことでしょう。