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2016年03月02日

平成27年度長久手市協働まちづくり事業活動助成事業 Myリニモ&Myタウン リニモ!駅ナカショップ

平成27年度長久手市協働まちづくり事業活動助成事業 Myリニモ&Myタウン リニモ!駅ナカショップ

平成27年12月5日(土)、6日(日) 愛・地球博記念公園駅構内

市民の皆さまにリニモを好きになってもらいたい。
リニモ活性につながるイベントを上原ゼミの学生が実施しました。

 平成27年度長久手市協働まちづくり事業活動助成事業に採用された「Myリニモ&Myタウン」。このプロジェクトではビジネス学部上原ゼミの学生がリニモの活性化について考え、豊かな地域社会の実現につながるさまざまなイベントを実施しています。そのイベントのひとつ、「リニモ!駅ナカショップ」を12月5日(土)、6日(日)に愛・地球博記念公園駅の構内で開催しました。「地域の人々が自らプロジェクトに関わることでリニモを好きになってもらい、リニモ活性化を支えるサポーターになってもらいたい」という思いを込めて企画したこのイベントでは、長久手市のNPO法人や社会福祉法人の方々に出店のご協力をいただき、おいしいコーヒーやお菓子などを販売。上原ゼミの学生も過去実施した「Myリニモ&Myタウン」の経験を活かして、リニモ沿線の公園で集めたドングリや松ぼっくりを使ってクリスマスツリーやけん玉をつくれる子ども向けのクラフトコーナーをオープンし、イベントを盛り上げました。会場には愛・地球博記念公園へ向かうご家族やお年寄りの方々などが集まり、思い思いにイベントを楽しみました。上原ゼミの学生はリニモについてのアンケート調査も実施し、その結果をもとにさらにより良いプロジェクトへと育てていきたいと、決意を語りました。どうすれば街の活性化をサポートできるのか、地域、行政、企業と関わりながら考えて自ら実践できるこの「Myリニモ&Myタウン」プロジェクトは、上原ゼミの学生たちにとって社会で必要な提案力や企画立案力を養う素晴らしいきっかけとなることでしょう。

代表者インタビュー

(写真左から)ビジネス学部 ビジネス学科 2年 北川 遥夏さん、鈴木 伊代梨さん

 今回の「リニモ!駅ナカショップ」は2年生がはじめて中心となって企画・運営をおこないました。後期になってクラフト班、団体連絡班、広告班にわかれて準備を進める中で気づいたことは、長久手市役所の方々やリニモを運営する愛知高速交通の方々、さらに出店する市民団体の方々と密な連携を取る難しさです。企業の方にメールを送ることもはじめてだったので、素早く返信するのさえ一苦労。広告班が担当したポスターに対して、さまざまな要望がメールで集まる中、一つひとつに対応し修正を重ねる作業は想像以上に大変でした。しかも、ある程度のスピード感を持って迅速に対応する必要がありました。

 最初は戸惑いましたが、プロジェクト運営を通じてひと足早く、社会人と同じようにビジネスを経験できていることに気づき、働くことの大変さを実感するとともにやりがいを感じることができました。今回はさまざまな市民の方にご協力いただき、お客様に楽しんでいただけましたがまだまだ改善できるポイントはたくさんあります。これから先、地域の皆さまから愛される「Myリニモ&Myタウン」プロジェクトへと育てていきたいと思います。