追究

2016年04月07日

愛知淑徳学園 プロモーションビデオ「違いを共に生きる 愛知淑徳大学の歴史と理念」完成

愛知淑徳大学 プロモーションビデオ制作

平成28年2月下旬 長久手キャンパスなど

メディアプロデュース学部の教授と学生が制作した
大学の魅力を発信するプロモーションビデオ、完成。

 初年次教育に力を入れている愛知淑徳大学では、全学の学生を対象にさまざまな教養科目を用意し、人間力を高める学びを展開しています。その中のひとつに、大学の理念「違いを共に生きる」を紐解く授業があります。その授業や大学の広報活動で使用するための「愛知淑徳大学のプロモーションビデオ」を2015年の秋から制作。副学長 高橋 啓介教授の企画を具現化したのはメディアプロデュース学部 小田 茂一教授で、小田教授の指導のもと小田ゼミの3、4年生4名が撮影や編集に取り組みました。

 プロモーションビデオは愛知淑徳学園の理念と歴史を伝える50分の長編作品で、学園の日常を切り取った写真や動画と、愛知淑徳学園の歴史を紡いできた人物のインタビューで構成されています。「構成」、「シナリオ制作」、「取材撮影」と作業が進み、2月下旬には現在アナウンサーとして活躍する卒業生がナレーターをつとめた「ナレーション録り」と、編集作業を実施。音量や動画の切り替わりのタイミング、全体のバランスを調整する繊細な作業を繰り返し、ついに2月末に約4カ月に渡る制作が終了、完成を迎えました。

 編集を担当した学生は「50分の長編作品をつくるのは初めてのこと。先生からもプロの現場でなければなかなか経験できない密度の濃い制作だと聞きました。0.5秒単位で音の入りを調整したり、写真と写真をつなぎ合わせていくうちに、はじめは先生の指示通りに作業するだけだったのが、だんだんと“もう少し、遅いほうがいい”、“もう少し、短くしよう”と、感覚がわかってきました。“プロとしての感性”が養われているように感じ、とてもうれしく思います」とコメント。さらに「制作を通じて自分が通う大学の歴史や理念に触れ、大学に対してより一層愛着がわいてきました」と語りました。学生たちの努力が形となったプロモーションビデオは、初年次教育の授業や広報活動の現場で活用され、多くの人に愛知淑徳大学の教育理念や伝統を伝えていくことでしょう。