追究

2016年09月16日

交流文化学部✕日本旅行業協会(JATA)中部支部連携シンポジウム 「ひろがる観光~旅行会社の仕事と求める人~」

交流文化学部✕日本旅行業協会(JATA)中部支部連携シンポジウム 「ひろがる観光~旅行会社の仕事と求める人~」

平成28年7月14日(木) 星が丘キャンパス 記念会堂

大手旅行会社が一堂に会するシンポジウムで
旅行業界についての理解を深めました。

 7月14日(木)、交流文化学部と日本旅行業協会(JATA)中部支部が協働し、星が丘キャンパスで旅行業界をめざす学生を対象にしたシンポジウムを開催しました。人材採用におけるミスマッチを防ぐため学生たちに旅行業界での働き方を伝えたいJATAと、旅行業界について正しく理解し、学生一人ひとりが最良の進路決定をして欲しいと願う交流文化学部教員陣の思いが合致して実施した今回のシンポジウム。東海エリアを代表する旅行会社7社(株式会社JTB中部、株式会社JTB東海、近畿日本ツーリスト株式会社、株式会社日本旅行、株式会社エイチ・アイ・エス、東武トップツアーズ株式会社、名鉄観光サービス株式会社)が一堂に会し、それぞれの会社の具体的な仕事内容や旅行業の仕事の醍醐味、求める人材像について語りました。

交流文化学部✕日本旅行業協会(JATA)中部支部連携シンポジウム 「ひろがる観光~旅行会社の仕事と求める人~

交流文化学部✕日本旅行業協会(JATA)中部支部連携シンポジウム 「ひろがる観光~旅行会社の仕事と求める人~

 たとえば、仕事内容について、ある登壇者は「私たちの会社は地域密着、地域創生、地域活性化をめざし、事業を展開しています。そのため、直接旅行者へプランを提案できる"カウンター販売"に力を入れています」と解説。一方で、旅館などの備品やお土産販売まで担っている旅行会社や、修学旅行や留学、会社員を対象とした研修旅行などの団体旅行をコア業務として展開している旅行会社など、会社によって力を入れている販売スタイルや提案する旅行内容が異なっていることが、各社の担当者のお話からうかがい知ることができました。さらに別の登壇者は、女性社員や管理職として活躍する女性が多いことを紹介。女性ならではの気配りやしなやかさを活かすことで、自分自身の理想のキャリアプランを実現できる場であることを語り、旅行業界の魅力を伝えました。

交流文化学部✕日本旅行業協会(JATA)中部支部連携シンポジウム 「ひろがる観光~旅行会社の仕事と求める人~

交流文化学部✕日本旅行業協会(JATA)中部支部連携シンポジウム 「ひろがる観光~旅行会社の仕事と求める人~

 各社の説明終了後は、会場から「インバウンドによって、旅行業界にはどのような影響があるか」と質問が投げかけられ、「この流れをチャンスと捉え、新たなターゲットに響く企画を早急に用意する必要がある」とお答えいただきました。学生たちは熱心にメモを取るなど、このシンポジウムを旅行業界について深く理解するための一助としていました。7つの旅行会社、それぞれの立場から「旅行業」についてのお話を聞くことで、旅行業界の仕事の多様性やさまざまな施策や部署の存在に気づき、常にアイディアを求められる仕事の醍醐味を感じることができたことでしょう。