追究

2016年12月01日

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

平成28年8月27日(土) 椙山女学園大学 星が丘キャンパス

研究の成果を駆使し、プログラミングのおもしろさや
表現することの楽しさを子どもたちに伝えました。

 8月27日(土)、椙山女学園大学で「あいちワークショップ・ギャザリング 2016」が開催されました。2012年からスタートしたこのイベントは、東海地方の大学や愛知県児童総合センター、社会教育施設、IT企業、アーティストなどが、子ども向けのワークショップをおこなう「アートとものづくりのお祭り」です。このイベントに、愛知淑徳大学 創造表現学部※ 片山ゼミと萩原ゼミの学生も参加。日頃の研究の成果を発揮し、子どもも大人も楽しむことができる、とっておきの学習体験をお届けしました。今回はその様子を、ブースごとに紹介します。
※2016年度メディアプロデュース学部より名称変更

「未来の年表をつくろう」片山ゼミ

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

 「授業で手書きの年表を使い、歴史館の館長を務めている祖父の人生史について発表したことをきっかけに、アナログでの表現に興味を持っています」と語った片山ゼミの学生。ブースでは「未来の年表」をつくるワークショップを開催しました。「前の人が書き記した出来事について、さらにどのように発展していくか想像して書き連ねていく」というルールのもと、空飛ぶクルマの出現や宇宙にも行けるクルマの発売など、子どもたちらしい夢がいっぱいつまった年表ができあがりました。

「ベジテーブル」萩原ゼミ チームオノサノ

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

 萩原ゼミのメンバーは、テーブルに並べられた野菜やくだものを触ると、映像が映し出され、音が流れる装置を製作しました。子どもたちは野菜やくだものの種類を変えたり、触れている時間を長くしたり短くしたりしながら、音の変化を楽しみ、「おもしろーい!」と夢中になっていました。その他にも野菜を置く位置によって音の高低やリズムが変わる装置など、野菜と音を組み合わせた体験ブースを展開し、子どもたちにプログラミングのおもしろさや可能性の広さを伝えました。

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

「自分の影を楽器にしよう!」萩原ゼミ 佐野史織さん

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

あいちワークショップ・ギャザリング 2016

 萩原ゼミの佐野史織さんは、自分の影をプロジェクターに投影し、音を鳴らす装置を製作しました。影の形によって音やリズムが変わるので、子どもたちは盛んに体を動かし、ポーズを変えながら、夢中になって遊んでいました。このプログラムをつくった佐野さんは「オープンキャンパスのときに披露し、そこから改良して、今日のワークショップに持ってきました。子どもたちの笑顔が見られて、うれしく思います。これからも改良を重ねて、より良いものをつくっていきたいです」と、語りました。