追究

2017年04月27日

英文学科「Active Literature」成果発表会

英文学科「Active Literature」成果発表会

平成29年1月17日 長久手キャンパス ミニシアター

学生たちのアイディアがたくさん詰まった英語劇。
日頃の成果を観客の皆さんに堂々と発表しました。

 1月17日(火)、長久手キャンパスのミニシアターで、文学部英文学科3、4年後期の授業「Active Literature」の成果発表会がおこなわれました。参加したのはこの授業を履修した16名。第1部は学生たちが脚本から演出まで手掛けたO . Henryの"The Last Leaf"を披露。肺炎を患っているジョンシーが友人のスーと「窓から見えるつたの葉が落ちてしまえば、きっと死んでしまう」と語りあうシーンや、同じアパートに住む老画家ベアマンがジョンシーのために雨に打たれながら壁につたの葉を描くシーンなど、場面に応じた効果音を挿入したり、ミニシアターのスクリーンを活用した映像効果を取り入れたり、さまざまな工夫あふれる英語劇となりました。

英文学科「Active Literature」成果発表会

英文学科「Active Literature」成果発表会

 第2部は前期の「実社会の文学」で取り上げた古典英文学の作品を、学生たちが発表。シェイクスピアの悲劇『マクベス』や『ハムレット』の独白シーンを暗唱したり、イギリスの女性作家、ジェーン・オースティンの『分別と多感』などを二人一組で読みあわせたり、個性豊かに披露しました。
 学生たちはこの日のために10月から準備を開始。キャストのオーディション、脚本の推敲、演技の練習などを繰り返し、衣装や舞台道具も自分たちで作り上げ、一人ひとりがアイディアを出し合いながら素晴らしい発表を完成させました。無事、イベントを成功させた学生たちは「これから英文学科のひとつの伝統行事として育てていきたい」とコメント。学生たちの熱い思いを受け継ぎ、後輩たちがさらに魅力あふれるイベントへと成長させていくことでしょう。

成果発表会の様子