2017年2月8日（火）、9日（水）　星が丘キャンパス　55C教室

実社会とつながり、企業の方々と協働する中で、
学生たちが課題解決のための企画を立案します。

　マーケティングをテーマに学んでいるビジネス学科の大塚ゼミでは、他大学とのディベートや産学連携プロジェクトを通じてビジネスの現場に必要な協調性や問題解決力、提案力を磨いています。今回は新しくゼミに加入する1年生が4～5ヶ月間取り組む産学連携プロジェクトのキックオフミーティングの様子をレポートします。

　この産学連携プロジェクトは、1年生複数名とチューター役の2年生1名というメンバーで構成された6班で取り組みます。そのうちの3班はプロバスケットチームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、残りの3班はサイン・ディスプレイを手がける株式会社ファーストとコラボレーション。それぞれの企業から与えられた課題に対し、その課題を解決するための企画を提案します。2月8日（水）、9日（木）におこなわれたキックオフミーティングでは企業の方々との顔合わせがおこなわれ、お互いに自己紹介やこのプロジェクトに対する意気込みを発表。その後、学生たちが事前に考えてきた課題に関連するキーワードやアイディアをグループ内で話し合い、情報を共有しました。このグループディスカッション中に各テーブルをまわっていた企業のご担当者の方々に対し、学生たちは「過去に同じような事例はありましたか？」「メインターゲットの想定はありますか？」と積極的に質問し、アイディアの発案につながるヒントを探りだしていました。

　授業の後半には、グループディスカッションから見えてきた各班の企画の方向性や内容を他のメンバーや企業の方々に発表し、ご担当者からアドバイスをいただきました。メンバー同士の絆や企業の方々との関わりを深めることができたキックオフミーティング。今後、時間をかけて企画を練り上げ、実社会とつながる学びの中で多くの力を磨くことでしょう。