追究

2017年07月13日

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

グローバルビジネスの現場に即した文書作成を学び、
ビジネス英語のスキルを磨きます。

 あらゆる職種・業界で求められる能力とビジネスの専門知識を兼ね備えた、即戦力となりうる人材の育成をめざすビジネス学部。2018年4月から「現代ビジネス専攻」と「グローバルビジネス専攻」の2専攻体制をスタートさせます。現行の3専攻「ビジネスイノベーション」「ビジネスアカウンティング」「グローバルビジネス」をベースに、学生一人ひとりの向学心や将来の目標に応じたカリキュラムを編成。机上の理論だけではない、自ら考えて行動を起こすアクティブな学びを重視します。

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

 グローバルビジネス専攻では、日本語と英語のバイリンガルでビジネストレンドや経済・金融情勢を学びます。そのため、ビジネスの現場で必要な専門性やスキルを修得するための実践プログラム「ASBBE(Bilingual Business Education Program)」を実施。教員陣が特色ある授業を展開し、学生たちが「世界とつながり、現場で活躍するチカラ」を身につけることができるよう後押ししています。その授業の一つ「ビジネス文書英語Ⅰ」では、ビジネス文書を英語で的確に書き、多様なビジネスシーンで自信を持って英語で表現できるよう丁寧に指導しています。ここでは、Douglas Moore先生とThomas Nicksick先生の授業をダイジェストで紹介します。

Douglas Moore先生の「ビジネス文書英語Ⅰ」

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

 Douglas Moore先生は、英語のフレーズやボキャブラリーを正しく使うことを第一に考え、Eメールの書き方をレクチャーしました。Eメールは、伝えたい内容が端的に網羅されていること、誰が読んでも明快で分かりやすいことが大切。そのため、学生自身が書いた文面を他の学生と交換し、どのような印象を持ったかなどをお互いに話し合いました。その後、Douglas先生とマンツーマンで指導する時間へ。ここではDouglas先生が一人ひとりに、文法や語彙などを細かくアドバイスしました。学生たちは自身で意識していなかった部分を指摘され、多くの気づきと納得を得たようです。Douglas先生は「Eメールの基本をしっかりと学ぶことで、世界各国の顧客と気持ちの良いコミュニケーションができるビジネスパーソンになってほしい」と学生たちの成長を願っています。

Thomas Nicksick先生の「ビジネス文書英語Ⅰ」

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

ビジネス学部 授業風景「ビジネス文書英語Ⅰ」

 「学生たちの能力を伸ばすために、個々のレベルに応じたチャレンジングな授業になるよう心がけています」と語ったThomas Nicksick先生。学生たちが能動的に学べるよう、一人ひとりと笑顔でコミュニケーションしながら講義を進めました。まずおこなったのが、重要なフレーズやボキャブラリー、基礎的な文法、シーンに応じた英語表現などの解説。「同僚」を「colleague」や「someone you work with」で表すなど、同じ意味の言葉をどう言い換えるかを学生たちも考えました。フォーマルな書き方とインフォーマルな書き方の違いを理解するとともに、英語の語彙力を豊かに伸ばしていく時間となっていました。また、イベント告知を想定したビジネスメールの課題が出され、次の週にThomas先生が文法、校正、フォーマット、メッセージの内容について細かくチェックします。こうした実践を繰り返すことで、学生たちは効果的なビジネスレターやEメールなどが作成できるようになり、グローバル社会に通用するビジネススキルを着実に高めていきます。