追究

2014年03月02日

第1回 メディア表現コース 卒業プロジェクト展、「pro|motion exhibition」萩原ゼミ3年進級制作展

第1回 メディア表現コース 卒業プロジェクト展、「pro|motion exhibition」萩原ゼミ3年進級制作展

学生が4年間で培った力を発揮した展覧会。
メディア表現の新たな可能性が伝えられました。

メディアプロデュース学科 メディア表現コース(2013年度入学生よりメディアコミュニケーション専修)では、ヴィジュアルメディアを基盤とし、放送、映画、ウェブやCGなどのメディアコミュニケーションを学びます。2010年の学部再編から4年目を迎えた2013年度は、第1期生が卒業する節目の年。有志の学生が中心となり、4年間の集大成として「第1回卒業プロジェクト展」を開催しました。

 2月25日(火)から3月2日(日)まで、愛知芸術文化センターでおこなわれた卒業プロジェクト展には、参加した学生52人の48作品が展示されました。ブレイクダンスをモチーフにした躍動感ある映像作品、日常の何気ない一瞬に光をあてた写真作品、ポップスやテクノなどジャンルをこえた音楽作品、広告やアニメーションをメディア社会の観点から分析・考察した論文......。学生一人ひとりの伝えたい思いや考えが形となり、メディア表現の幅広さ、新たな可能性が感じられる展示会となりました。
会場を訪れたのは、学生や教員だけでなく、学生のご家族や友人たち、さらに11月のプレイベントで関心をもってくださった地域の方々。皆さん、興味深そうに作品・論文を見て、学生たちの説明に聞き入っていました。また、学生たちも自分の作品の前で記念撮影するなど、関わるすべての人にとって心に残る展覧会となりました。
出展作品の募集・広報・会場決定・搬入・設営・運営などに学生たちが自ら取り組み、4年間で培った「伝える力」を発揮した卒業プロジェクト展。ここで得た自信や仲間と共にイベントを創り上げた喜びは、実社会でも大きな力となるでしょう。

【卒業プロジェクト展運営スタッフ代表】

 映画、写真、映像作品、音楽、マンガ、イラストなど、多岐にわたるヴィジュアル表現を多様な手法で追究できるのが、メディア表現コースの魅力です。それを広く一般の人々にも伝え、第一期生として後輩に手渡す展覧会を創りたい。この思いが私たち運営スタッフを突き動かしました。11月の大学祭で開催したプレイベント終了後には、卒業プロジェクト展の準備を本格的にスタートさせ、3年生にもスタッフとして加わってもらいました。中心メンバーは7人ですが、コースの仲間の協力もあり、盛大に開催することができました。ひとつの目標に向かって全力疾走した日々で得たのは、大きな達成感や充実感。ぜひ、後輩たちにも手にしてもらいたい、この卒業プロジェクト展が伝統になることを願っています。

メディア表現コースの3年生も、学外で展覧会を開催!

「pro|motion exhibition」萩原ゼミ3年進級制作展
平成26年2月25日(火)~3月2日(日) アートスペース A-1

映像メディアによる新しい表現をめざし、学修や制作活動に励む萩原ゼミ。所属し1年が経とうとする3年生12人が、最終年次に向け「pro|motion exhibition」を開催しました。この展覧会は、彼らにとって初となる自主企画展。名古屋市・栄のギャラリーを会場に、仲間と力を合わせて「発表の場」づくりにも取り組みました。
どう展示すれば作品ひとつひとつに込められた思いが的確に伝わるのか。自分だけでなく仲間の作品の見せ方にも真剣に意見を交わし、創り上げられた展覧会。見る人を不思議な世界へと誘う映像インスタレーション、仲間とのかけがえのない日々を描いたショートムービー、学生の心の動きを綴ったアニメーション......。一人ひとりの個性が作品を介して響き合い、「表現」の可能性に挑む熱意に満ちていました。
この展覧会でまたひとまわり大きく成長した学生たちは、卒業プロジェクト、さらに社会での活躍を見据え、創造力を豊かに伸ばしていくでしょう。