追究

2015年01月13日

スポーツ・健康医科学科 健康運動実践指導者 実技評価試験対策

スポーツ・健康医科学科 健康運動実践指導者 実技評価試験対策

平成26年11月8日(土) 長久手キャンパス 体育館1階 多目的室、サブアリーナ

運動・スポーツ指導者をめざす学生たちが、
資格取得に向けた実践的な対策に取り組みました。

 「健康長寿社会」に貢献する指導者の育成をめざす、スポーツ・健康医科学科。中でも健康スポーツ系の専門科目では"積極的な健康づくり"をテーマに運動のメカニズムを学び、健康維持・増進につながる運動・スポーツの指導方法を学修・研究しています。中学・高等学校教諭一種免許状(保健体育)をはじめ、運動・スポーツの指導に必要な資格の取得をめざす学生が多く、教員の熱心なサポートのもと、仲間と主体的に学び合う姿が見られます。

 11月8日(土)には、健康運動実践指導者の実技評価試験対策講座がおこなわれ、17人の学生が意欲的に参加しました。健康運動実践指導者は、健康づくりを目的とした運動プログラムにもとづき、運動を指導する専門家。個々の健康状態、技術や体力のレベルに応じた指導を安全かつ効果的におこなうことが求められるため、医学的な基礎知識や運動生理学の知識、そして、運動指導の実践力が必要不可欠です。その認定試験では筆記試験のほか、陸上運動または水中運動の指導技能を審査する実技評価試験が実施されます。今回、合格をめざす学生たちの意欲に応え、対策講座が開かれました。特別講師は、実技評価試験の検定員を務める外部の先生方。学生たちは陸上運動と水中運動のグループに分かれ、実践的な練習を積み重ねました。

 試験内容は、陸上運動はエアロビックダンスの指導、水中運動はアクアビクスと水中ウォーキングの指導です。正しい動きや姿勢ができる実演能力はあるか、運動の目的や効果をわかりやすく伝えられるか、個々の動きを観察し柔軟に対応できるか......。これらの評価ポイントをおさえながら、学生たちは学科の授業で学んだ専門知識・技術を応用し、繰り返し練習。先生方から動きや声かけの仕方、声の大きさ、表情など具体的な指摘を受けると、真剣にメモを取り改善につなげました。また、指導者役・生徒役を交互に体験することにより、教えられる立場から見たよりよい指導についても考えを深めました。
 こうした実践的な学びは、認定試験の突破力になるだけではなく、将来、実際に指導者となったときの基礎力にもなるでしょう。一つひとつの挑戦や経験が、学生たちの可能性を広げています。