追究

2015年01月14日

ビジネス学部 大塚ゼミ 3大学3ゼミディベート交流会 愛知淑徳大学×東洋大学×目白大学

ビジネス学部 大塚ゼミ 3大学3ゼミディベート交流会 愛知淑徳大学×東洋大学×目白大学

平成26年11月22日(土) 星が丘キャンパス

他大学との白熱した議論を制し、大塚ゼミが4連覇を達成!

 実社会のあらゆる分野で活きる「ぶれないチカラ」の養成をめざす、ビジネス学部。専門性を究めること、幅広い知識や能力を獲得すること、この2つを両立した教育を展開し、一人ひとりを「できるビジネスパーソン」へナビゲートしています。2年次という早い段階からゼミナールを開始し、学生の成長をきめ細かく後押しすることも、大きな特色。中でもマーケティングを専門とし、ディベートを学びの中核としているのが大塚ゼミです。大塚英揮先生の指導のもと、学生たちは企業や自治体との協働プロジェクトや学外のディベート大会への出場など、実践的な学びに主体的に取り組んでいます。
 11月22日(土)には、今年で11回目となる「ディベート交流会」がおこなわれました。この交流会は大塚ゼミと、東京の東洋大学、目白大学のゼミが参加し、毎年11月下旬に開催する伝統行事です。今回は大塚ゼミが交流会の主催者となり、愛知淑徳大学星が丘キャンパスへ2大学をお招きしました。準備や大会の運営を務めたのは、大塚ゼミの3年生たち。脈々と続く伝統行事にそれぞれの大学が挑み、ひとつのテーマについて肯定側と否定側に分かれて熱い論戦を繰り広げました。

 「説得のゲーム」と言われるディベートにチャレンジしたのは、大塚ゼミの2年生11名。自分たちの主張を伝え、第三者が納得できる立論づくりに全力を注ぎました。どの角度から見ても論理的で根拠のある立論であることが、勝利を引き寄せる大きな鍵となります。学生たちは約2カ月間、企業へのヒアリング、アンケート調査、先行研究やデータの収集・分析など、隙のない主張の組み立てに奔走しました。一歩進むごとに新たな課題に直面し、クリアすると次の問題点が出てくるという、手探り状態の日々。学生たちは果敢に目の前の壁に挑み、大塚先生の熱い指導を受けながら「ぶれない立論」をまとめ上げました。大会直前の大学祭では、卒業生や保護者の方を招いた公開ディベートも開催。相手を説得するためにわかりやすく伝える表現力も磨き、万全の態勢を整えて本番を迎えました。

 緊張感が張り詰める中、ディベート大会がスタート。是側・否側それぞれの主張が熱く語られる中、さらに会場の熱を高めたのが、相手側への尋問や反論のシーン。相手の主張を論理的な視点で分析し、受け止めることを大前提としながら、その上でさらに自分たちの主張を相手の主張に対応させながら、伝えていきました。鋭い指摘にもひるまず、論点から外れない主張を展開した、大塚ゼミの2年生たち。見守る3年生や大塚先生は一つひとつの発言のたびに力強く頷き、一緒に戦っているようでした。

 小川、石川、亀井、藤田、西村、渡部のチームが「日本にカジノを導入することは地域活性化に有効か否か」というテーマで目白大学井上綾野ゼミと、井戸田、岡田、神田、栗木、山本のチームが、「店舗面積をあえて狭くすることで店の収益は上がるのか否か」をテーマに東洋大学菊池宏之ゼミと、白熱した議論を展開。ゼミ生全員で積み重ねてきた自信が力となり、大塚ゼミはすべての試合で勝利を掴みました。特に最終戦は、反論や尋問のたびに、形勢が逆転するような熱戦。数カ月の努力が実り、メンバーは涙を流して喜びを分かちあいました。
 大塚先生や仲間と協力しあって手にした、価値ある優勝、そして4連覇という快挙。今回のディベート交流会で鍛えた論理的思考力や分析力、プレゼンテーション能力はもちろん、「最後まで諦めず、全力を尽くすチカラ」は、学生一人ひとりのさらなる成長の底力になるでしょう。

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