追究

2015年02月17日

交流文化学部・林ゼミ企画イベント 農家のプレゼンテーションレストラン 「The farm house in hoshigaoka」

交流文化学部・林ゼミ企画イベント 農家のプレゼンテーションレストラン 「The farm house in hoshigaoka」

平成27年1月8日(木) 名古屋市千種区・星が丘テラス

学生主体で"食"のイベントを企画・実施。
生産者と消費者の交流を生み出しました。

 地域の魅力を発見し、広く伝えていく"地域デザイン力"を追究している、交流文化学部の林大策ゼミ。地域活性化をテーマに、学外での学修・研究活動に力を注いでいます。1月8日(木)にはショッピングモール・星が丘テラス内のカフェを舞台に、2年生8人がイベントを実施しました。その内容は、「農家のプレゼンテーションレストラン The farm house in hoshigaoka」。愛知県の生産者と消費者をつなぐ、一夜限りのスペシャルレストランです。

 「カラフルにんじんと玉ねぎのまるごとロースト」「段戸牛のミートパイ」「和紅茶のフォカッチャ」など、テーブルに並んだ9種類のメニューは、学生たちが考案。まだ暑さが残る9月、碧南市のにんじん農家、設楽町の牧場、岡崎市の茶園でヒアリングを重ねた上で、食材のおいしさを最大限に活かす料理を検討しました。この日、レストランには愛知県庁を始め、長久手市、岡崎市などの地方自治体の方々やマスコミ関係者などが訪れ、地元生産者の丹精が込められた味わいの数々に舌鼓を打っていました。

 また、「プレゼンテーションレストラン」という名称の通り、生産者の方々によるプレゼンテーションをメインイベントとして実施。「幸せのカラフルにんじん」の生産者 鈴盛農園の鈴木さん、「段戸牛」の生産者 たけうち牧場の竹内さん、「和紅茶」の生産者 宮ザキ園の梅村さんが、栽培・飼育方法のこだわり、農業・畜産業への思いなどを語りました。会場からあたたかな拍手が送られると、鈴盛農園の鈴木さんは「今後も、自分たちの仕事内容や食材の魅力を、消費者の皆さんに積極的に発信していきたいと思います」と熱く語りました。

 「私たちが企画したイベントをきっかけに、多くの人に愛知県産の魅力的な食材を知っていただき、とても感激しています。今、『地域と共にもっといろんな活動をしたい!』と意欲が高まっています。林ゼミで地域活性化に関する専門性を身につけ、新たなイベントの企画・実施につなげたいと思います」と、笑顔を輝かせた学生たち。今回の経験を糧に3年次、4年次と学修を深め、将来、地域の発展を支える人材となり"地域デザイン力"を発揮していくでしょう。