追究

2015年10月22日

人間情報学部 菅野プロジェクト・佐藤プロジェクト 絵本キャラバン

人間情報学部 菅野プロジェクト・佐藤プロジェクト 絵本キャラバン

平成27年7月26日(日) 長久手キャンパス11号棟2階ユーザビリティ教室

絵本は、親子のコミュニケーションを活発にするツール。その新たな可能性を、学生たちが探究しています。

 人間情報学部の菅野プロジェクトと佐藤プロジェクトがコラボレーションし、2014年度から「新たなメディアの絵本」に関する研究に取り組んでいます。それぞれが専門としているのは、デジタル・アーカイブと、幼児教育や教育工学。今年度は絵本の多彩な魅力が体感できるワークショップ「絵本キャラバン」を順次実施していきます。その第1回を、オープンキャンパスが開催された7月26日(日)におこないました。

 会場となった教室には、両プロジェクトの学生たちが作成した仕掛け絵本、デジタル絵本、知育アプリ、パネルシアターなどが並べられ、手にとって楽しめるようになっていました。その一つひとつが、親子のコミュニケーションを生むきっかけとなるように、学生たちが試行錯誤して考案したもの。訪れた高校生は、「人間情報学部では自分の興味を自由に深めていくことができると感じました。志望学部の選択肢が広がりました!」と目を輝かせていました。また、「デジタルでつくる絵本~紙への回帰~」というコーナーでは、アプリやペン操作可能な短焦点プロジェクターを使用して簡単な絵本を作成する体験コーナーも用意。完成した作品を製本し、持ち帰ることができるとあって、人気を集めていました。
 第2回・3回の絵本キャラバンは、今年度中をめどに長久手市中央図書館や一宮市立図書館で開催する予定です。両プロジェクトの学生たちは、新たなメディア表現を活用して広がっていく絵本の奥深い世界、絵本の新たな可能性を追究し、地域社会への貢献をめざしていきます。