躍動

2024年03月08日

第21回キャンパスベンチャーグランプリで努力賞を受賞。 ボランティア先で感じた課題の解決策をビジネスプランとして提案しました。

vol.104

ビジネス学部4年 中村 響太さん

 「キャンパスベンチャーグランプリ」とは、全国8地域で展開されている学生ビジネスプランコンテストです。出場を機に起業して活躍する人が多いことから、"学生起業家の登竜門"として知られています。「第21回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)中部」では総数129件の応募があり、書類選考で選ばれた19件が2023年12月15日の最終審査で発表。うち10件が受賞対象となり、ビジネス学部4年 中村 響太さんが提案したビジネスプランが努力賞を受賞しました。

 2024年1月26日(金)には、名古屋マリオットアソシアホテルで、表彰式が開催されました。中村さんが提案したプランについて、CVG中部審査委員長・松原氏は「地域格差の問題については、日本においても顕著になりつつあります。ここで培われたプロトコルやノウハウを、ぜひ日本でも展開していただきたい」と講評しました。
 今回、努力賞を受賞した中村さんに、提案したビジネスプランや受賞の感想を伺いました。

 4年生の9月にフィリピンへボランティアへ行き、そこで知り合った学生から「この町が好きだけど、家族やお金のために都会に出ないといけない」と聞いたことをきっかけに、何かできることはないかと考えました。帰国後、ビジネスプランコンテストに向けて、自身の海外ボランティア・語学留学・TOEIC860点取得の経験を活かしたプランを作成し、「ET-Mate」を提案しました。
 提案したのは、フィリピンにIT技術者と英会話講師を育成する学校を設立し、リモートワークで日本企業から業務受託を受ける人材サービスです。フィリピン・セブ島内の大学を出た学生に対して、CADやプログラミング、システム設計など日本企業向けに特化したIT技術者教育や、英会話講師教育を6か月間実施します。その後、自社の社員として雇用し、日本企業から受託した業務や英会話レッスンをリモートワークでおこなうというものです。このプランによって、地元で働きたいフィリピン学生の働く場を作るだけでなく、日本のIT人材不足の解決にも貢献できます。
 この提案を考えるにあたって、フィリピンの法律や、ビジネス上の障壁、競合他社を調べ、プラン作成に挑みました。発表当日を迎えるまで、何度も先生にプレゼンテーションを見ていただき、背中を押してもらったことで、自信を持って発表できました。ですが、質疑応答の場で、ベストな答えを返すことができず、そこが一番心残りでした。

 今回のプラン提案にあたり、プレゼンテーションの構成力と発表力が身についたと思います。学生相手ではなく、企業の役職者を前に話せたことが、とてもいい経験になりました。また、今回の経験を通して、マインドが変わったように思います。身近なことでも気に掛けるようになりました。課題を見つけることは誰でもできますが、その課題に対して自分から行動できるようになったことは大きな変化でした。これからも、挑戦する気持ちを大切にしていきます。