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概要

大学案内2016 第2版

佐藤 朝美 プロジェクト専門分野/教育工学、学習環境デザイン、幼児教育ゼミ生の研究テーマ例●親子で絵日記を作成するアプリの開発と評価●感性を育むデジタル絵本の開発と評価楽しく便利で役に立つアプリの開発スマートフォンやタブレット端末の普及により、生活が便利かつ豊かになりました。SN Sにより、人とのつながりも変化しています。本プロジェクトでは、これらの技術を学びへ、あるいは豊かな暮らしへと応用することをめざします。潜在的ニーズを探り、これまでに無かったアプリ・システム・オンライン環境を構築します。髙原 美和 プロジェクト人のこころを反映したデザインの実現「あったらいいな」を実現するのは簡単なようで難しいですよね。理由はそこに技術的なハードルだけではなくて、発想力が必要になってくるからではないでしょうか。発想力の源は観察眼。優れた観察眼はみんなの不便や希望を読み取って、本当に必要なモノづくりを実現します。本プロジェクトでは、さまざまな評価法によって人間を観察する力を養い、社会に受け入れられるモノのデザインにつなげていく方略を学んでいきます。対象は、交通関係・生活機器・化粧品・メディアなどデザインが重要になる幅広い分野になります。専門分野/実験心理学、人間工学、交通科学ゼミ生の研究テーマ例●高齢者の公共交通機関利用促進のための改善策の提案●味覚における食品色と背景色の関係性の検討西荒井 学 プロジェクト共通アプリケーションソフトウェアのシステム開発への応用専門分野/情報システム学ゼミ生の研究テーマ例●Web配色支援システムの構築●ライトノベル検索システム共通アプリケーションソフトウェアの代表格であるEXCEL。しかしこのソフトの場合、利用面においてその可能性が工夫され尽くしているわけではありません。本プロジェクトでは、この機能を活用して、適応力のあるシステム開発の可能性について探究します。これらの可能性を探究していく際においては、出来る限り実効性のあるシステムづくりを模索していくことはもちろんです。専門分野/情報科学、天体物理学、原子核物理学、原子炉工学ゼミ生の研究テーマ例●ヨーロッパ女性の民族衣装 ーメタセコイアを用いた3DCG の制作ー●誰でも運営できるWebサイトの研究 ー美容院のWebデザ イン制作を通してー世の中の面白さを可視化・映像化して伝える雪はどのように結晶を形作るのか?肉眼では決して見ることのできないこの不思議な世界をモデル化し、映像化するといった試みに挑戦します。現実世界のシミュレーションだけでなく、アートとサイエンスを融合したクリエイティブ・コーディングや、子供向けの科学・数学教育にも取り組みます。さらに、その成果を動画や冊子を製作して伝える試みをおこないます。親松 和浩 プロジェクト國分 三輝 プロジェクト専門分野/感性工学、ヒューマンインタフェース、認知心理学ゼミ生の研究テーマ例●児童・生徒が楽しく体を動かせる全身運動ゲームの開発●AR(拡張現実)でおいしく続けられる新ダイエット法の提案感性のコンピューティング&デザイン便利で高性能な商品が当たり前の現代では、プラスαの価値を創造してお客様の感性に訴える商品企画?開発が重要です。本プロジェクトでは、例えばワクワクやカワイイといった人間の感性を科学的に測り、その結果に基づいてデザインや試作をし、その評価までおこなって、ユーザの感性に響くモノ?システム?サービスを提案します。主な対象は、アプリ、ゲーム、SNS、教材、玩具、クルマ、ロボット、インタラクティブアートなどの身近なコンテンツやシステムです。牧 勝弘 プロジェクト音のサイエンス&デザイン専門分野/聴覚神経科学、音響工学ゼミ生の研究テーマ例●音楽の心理的?身体的効果に関する研究●マルチチャネルアレイスピーカの研究開発我々の身のまわりには、友人の声や音楽などの音情報であふれています。本プロジェクトでは、こうした音の心理的効果やその脳内処理メカニズムを探る「ヒト」の研究と、“リアル”を再現する3Dスピーカーや音のバーチャルリアリティなどの「ものづくり」研究の両方をおこなっています。こうした研究を通して主体性や思考力を養っていきます。天野 成昭 プロジェクト人間の言語認知情報処理プロジェクト私たち人間は言葉を使って、時間や空間を越え、情報・知識を共有しています。この言葉を処理する能力は、人間の優れた能力の1つです。しかし、その処理は自動的であり、ほとんど意識できません。そのため、我々が頭の中で言葉をどのように処理しているかについては、まだ分からないことが多く残されています。それを明らかにし、科学的事実を1つ1つ積み上げて行く心理学的研究をおこないます。この研究によって言葉の処理過程が少しずつ明らかになれば、これまでよりも科学的・合理的な言葉の教育・医療・福祉などが可能になるでしょう。専門分野/言語心理学、音声科学ゼミ生の研究テーマ例●声の性質に対する基本周波数とスペクトルの影響●文字フォントから受ける印象の因子分析伊藤 真理 プロジェクト専門分野/音楽図書館情報学、メタデータゼミ生の研究テーマ例●図書館利用法に関するe-ラーニング教材の作成●児童サービスにおける図書館職員とボランティアの関係快適な情報サービスの魅力を提案しよう手軽に情報を入手できるようになった今日の情報環境では、これまで以上に、見つけた情報のどれが有用で、信頼できるものなのかに注意しなければならなくなりました。本プロジェクトでは、利用する人の立場で、役に立つ情報を探しやすく(ファインダビリティ)し、利用可能な(アクセスビリティ)情報を提供することをめざした情報サービスについて考えていきます。河村 俊太郎 プロジェクト専門分野/図書館情報学、情報行動、研究の研究ゼミ生の研究テーマ例●常連客がカフェや図書館に集まる理由●インターネットカフェと図書館の比較実際の運営を通じた図書館という「場所」の分析電子書籍やインターネットの発達などにより、図書、図書館のあり方は、近年大きく変わりつつあります。本をひとつの空間に集めて提供する図書館という「場所」は、今後どのようになっていくのでしょうか。本プロジェクトではこういった問題意識に基づき、図書館を実際に運営して、図書館には何ができるのか、考えていきます。森 博子 プロジェクトストレスのない快適な空間を求めて皆さんはこんな場面や空間でストレスを感じませんか?例えば、渋滞ばかりのドライブ、混雑している駅構内、行列ができるバス停、欲しい商品がどこに置いてあるか分からないお店など。どの場面で、どんなストレスを感じるのか、それが子供だったら、障がい者あるいは高齢者だったら、どうでしょう。本プロジェクトでは、身近な場面からストレス場面を選択し、社会的に価値のある快適な空間をデザイン・提案します。専門分野/交通工学、空間計画科学ゼミ生の研究テーマ例●駅構内?車両内の混雑度調査とストレス低減手法の提案●待ち時間を快適に過ごすには村主 朋英 プロジェクト専門分野/情報学(図書館情報学)ゼミ生の研究テーマ例●かわら版を通じた情報流通過程●情報学から見た妖怪の伝承と変容情報と人間の総合史メディアの発達過程や昔の情報伝達・蓄積の実態を調査したり、「科学的知識が人類の共有財産として受け継がれ、組織化されてきた過程」「遠い昔の人はどのようにコミュニケーションをおこない、どんな精神世界を持っていたか」等々考察したり。そんな具合に、人間と情報の関係を考えながら歴史世界を探訪するプロジェクトです。山崎 茂明 プロジェクト専門分野/科学情報メディア、科学コミュニケーション、研究発表倫理ゼミ生の研究テーマ例●人物像からみた『明六雑誌』の分析●NEETに対する社会の関心と図書館の支援ジャーナル:執筆・編集から電子出版まで図書館情報学や医学などの、総合誌をモデルとして、記事の企画、執筆、査読、電子化など、編集から出版までを「生産側から学ぶ」ことを目的としています。同時に、学術雑誌の歴史、世界の定期刊行物の実態、発表倫理なども取りあげます。ジャーナルを、学生の視点から発見するために、皆さんの声に耳を傾けたいと思います。三和 義秀 プロジェクト専門分野/情報学ゼミ生の研究テーマ例●感情の個人差を考慮した小説検索システムの設計●EclipseによるAndroidプログラミング感情による情報検索システムの設計近年、情報検索の手がかりとして「恋しい」や「悲しい」など、人間の感情や気分を手がかりとして検索者の感性に合った情報(本や音楽)を探せる新しい情報検索の枠組みが提案されつつあります。本プロジェクトでは、人間の主観的な特性(感情や印象、性格、嗜好など)に関する実験調査をおこなったり、コンピュータ・プログラミングについて勉強したりしながら、検索者の個人差を考慮した情報検索システムを設計します。卒業後は、次世代の情報検索システムを開発できる、人間の特性を理解したシステム・エンジニアやライブラリアンをめざします。菅野 育子 プロジェクトデジタル・アーカイブによる知識基盤の構築専門分野/図書館情報学(デジタルアーカイブ)ゼミ生の研究テーマ例●地域振興のための民話デジタルアーカイブ構築●公共図書館デジタルアーカイブの分析図書、雑誌、新聞、地図、映像、絵画、マンガ・アニメといった情報メディアはこれまで別々に保存・利用されてきました。しかし、そのデジタル化によって、異なる情報メディアも同時に保存され、インターネット上で自由に利用できる新たな知識を生み出すことができます。プロジェクトでは、このようなデジタル・アーカイブについて学び、情報メディアのデジタル化に必要な情報技術とデジタルコンテンツの保存と提供方法を修得します。人にやさしい情報技術を身につけ、社会に活かせるさまざまなプロジェクトに取り組みます。プロジェクト (2016年度予定)人間情報学部 人間情報学科105