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概要

大学案内2016 第2版

子どもの発達や心理に興味があり、この学科を選択。基礎から心理学を学び、児童相談所でのボランティア活動にも参加。施設実習では学びを現場で改めて体感し、実践につなげることができました。臨床心理士になりたい、もっと学びたい、その想いから大学院への進学を決意。思春期や青年期をテーマに研究を深め、愛知淑徳大学心理臨床相談室では多くのクライエントさんとも関わり、貴重な体験となりました。大切なことは人へのやさしさと客観的視点を持つことでした。大学院修了後は、大学病院で臨床心理士の技術補佐員として勤務しながら、スクールカウンセラーも。高齢者の認知機能など幅広い分野の研究に携わり、2カ月で約70人の高齢者の心理検査をするなど、学びをさらに高めた2年間。そして、春から名古屋市職員に。今までの知識と経験すべてを活かし、人の気持ちに寄り添い汲み取れる臨床心理士をめざして、これからも学び続けたい。大切なのは人へのやさしさと客観的な視点。人の気持ちに丁寧に寄り添い続ける臨床心理士でありたい。猪飼 彩乃さん心理学部 心理学科2014年度卒業(名古屋市立桜台高等学校 出身)就職先 : 株式会社マイナビ高校時代のダンス部で、同じ目標なのに意見が異なることに「なぜだろう?」と思ったことから人の心の働きに興味を持ち入学。集団の心理を学ぶ『社会心理学』、個人の成長に伴う心理を学ぶ『発達心理学』など、心理学の多様な分野にふれることができました。1年次3年次4年次2年次自分を客観視することで得られる“自称詞”について知り、まだ研究が進んでいない分野であったため、それなら自分で調べようという意欲から研究を始めました。追究して実感したのは、“自分を客観的にとらえる”ことの難しさ。自分自身を見つめなおす学びでした。心理分析といった臨床心理の知識をはじめ、演習を通して検査法を学ぶなど、データを実際に扱う手法を覚えた2年次。人を理解し、その人のために何かできないか。“人の役に立ちたい”という思いが芽生え、自らの将来のことを考えるようになりました。学びを重ねるうちに人への興味がさらに大きくなり、就職活動では多くの人と関わる業種を志望。自らを客観視しながらの就職活動に、学びが活きたと感じます。人の良いところを見つけられる人へ。私の存在が、出会った人の幸せになることが、私の夢です。心理学を追究するほどに感じた、自分を客観的にとらえることの難しさ。私の学修プロセス活躍する卒業生久林 夏美さん愛知淑徳大学大学院 心理学研究科 臨床心理学専攻 2013年度 博士前期課程修了愛知淑徳大学 コミュニケーション学部 コミュニケーション心理学科 2011年度卒業(愛知県・私立愛知淑徳高等学校 出身)勤務先 : 名古屋市臨床心理士116 インタビュー