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概要

大学案内2016 第2版

私の学修プロセス「教える」って、とてもクリエイティブ。全ての経験が私の創造力を広げていく。清水 千絵理さんメディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 クリエイティブライティングコース4年生(名古屋市立名古屋商業高等学校 出身)2年次『クリエイティブライティング基礎演習』は読み手を考えた文章表現をする際に役立ち、創作の本質を学ぶことができました。さらに、副専攻プログラムを活用して国文学科の科目も履修し、教職に必要な学びを並行しておこないました。1年次小学生の頃から小説を書くことが好きでこの学科へ。『言語表現史』や『批評理論入門』などを通して、物語の序盤に出てくる伏線の描き方といった具体的な表現方法にまで踏み込めたことで、小説の読み方が大きく変わりました。4年次3年次に訪れた特別支援学校で、さまざまな教材をつくり、生徒の理解度に合わせた学習方法を考えることは、とてもクリエイティブだと実感。これまでに学んできた、さまざまな立場から表現・考察する楽しさを大切に、多角的な視点を持った先生をめざしていきたいと思います。3年次表現する機会を増やしたいと考え、『クリエイティブライティング演習』や国文学科の『国文学演習』などを履修しました。文章作成や発表のたびに、先生の指摘で、表面的でしかなかった自分の表現方法を痛感。相手へ伝えることの難しさを知りました。卒業制作(抜粋)在学中に、SBクリエイティブが主催する、10代~20代のライトノベル読者に向けた魅力あふれるエンターテインメント作品のコンテスト「第6回GA文庫大賞(前期)奨励賞」を受賞した2013年度卒業生が、このたび作品を出版しました。小説を書くことが好きで、授業を通して数多くの作品や民俗学など未知の分野にふれ、学生同士で意見を出し合ったりと、小説を書くための表現力や構成力の向上に役立ったそうです。また、学内のサークル活動で落語に取り組むなど、授業で得たことを落語に活かし、落語で得たことを小説に活かすという経験によって伝える力を養った、という学生生活を過ごした先輩。プロの作家としてデビューをめざす在学生たちにとっても大きな刺激になりました。学生時代の受賞をきっかけに、卒業生がプロとして作家活動を始めています。TOPICS卒業生がプロの作家として出版※ クリエイティブライティングコース(2010年~2013年)と創造表現専修(2014年~2015年)は、2016年度から創作表現専攻に名称を変更。若者を中心に多くの読者から支持を集める作家・三浦しをん氏をお招きし、代表学生5人との対話形式のトークイベントを開催。作家の道に進んだきっかけ、創作活動におけるストーリーの組み立て方、取材方法、登場人物の個性の生み出し方などを語っていただきました。学生が「学生時代にやっておくべきことは何ですか?」と質問すると、三浦氏は「学生だから、社会人だからと考えず、自分がやりたい!と思うことをやればいい」とアドバイス。興味のおもむくまま何事にも挑む“今”が積み重なって、自分のめざす未来が開かれる――その体現者ともいえる三浦氏の言葉の数々は、将来を考える学生たちに多くのヒントを与えました。第一線で活躍する作家の話を聞き、学生は自身の将来と向き合いました。メディアプロデュース学会主催トークイベント「しをん物語の世界」創造表現学部 創造表現学科129インタビュー/クローズアップ