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概要

大学案内2016 第2版

プロフェッショナルのもと、多彩な専門分野から、興味にあわせたメディア作品や論文をつくり上げます。石丸 緑 ゼミコミュニケーション・デザイン情報をデザインしてコミュニケーションに活用する方法を研究します。具体的には、地域の活性化を目的とした市民映画の製作や、プロジェクト活動を通して、新たな地域のつながりを創るデザインに取り組みます。地域の魅力を見つけ出し、そこに住む人には新しい発見と喜びを、外の人には新鮮な驚きと魅力を、これがコミュニケーション・デザインだと考え、研究と制作を進めています。専門分野/コミュニケーション・デザイン、地域のデザイン、映画制作、キャラクターデザインゼミ生の研究テーマ例●「ワタシトコノマチ」地域の再発見ムービー●「みんなのかわらだかるた」地域密着かるた●「touchons!」地域PR誌一尾 直樹 ゼミ映画を作ろう映画を製作します。ドラマ、ドキュメンタリー、アニメーションなど、ジャンルは問いません。カメラから編集ソフトまで、映画づくりに必要な機材は学校に揃っています。「やる」のはあなた自身です。ゼミの時間に、あなたがやったことを発表してください。あなたの作品について、ゼミ全体で感想や考えを言い合います。専門分野/映画・映像製作ゼミ生の研究テーマ例●劇映画作品●ドキュメンタリー作品荒川 洋治 ゼミ現代詩の世界北原白秋、萩原朔太郎、西脇順三郎から石垣りん、石原吉郎、寺山修司まで、すぐれた詩人たちが、新しいことばの世界を、果敢に切り開きました。明治、大正、昭和から現代の多彩な表現と、詩人たちの活動のようすを振り返りながら、詩のことばの未来を展望します。専門分野/現代詩、韓国文化ゼミ生の研究テーマ例●黒田三郎の詩●1980年代の女性詩酒井 晶代 ゼミ子ども読者との交信児童文学は、「書き手=大人/読み手=子ども」という特徴ゆえに、教育と文学、作者と読者といった対立項の間で絶えず揺れ続けてきました。児童文学の歴史と現状を、テキストや文献の読解を通して考察します。また、作品制作や合評をおこない、現代の子ども読者と交信するための表現を、読むことと書くことの双方から探っていきます。専門分野/児童文学、児童文化ゼミ生の研究テーマ例●児童文学作品「僕らはきっとこの星を出られる」●絵本作品「ここちゃんとくまちゃん」清水 良典 ゼミ文章表現の可能性を追求する小説を主として、広く文章表現による創造の可能性を追求します。すぐれた文章作品に触れながら、また実際に各自の制作した作品を相互批評しながら、集大成していくゼミです。各出版社の新人文学賞をめざせるレベルの作品制作を目標としています。専門分野/現代日本文学、文芸評論、クリエイティブ・ライティングゼミ生の研究テーマ例●創作「ワールド・ライフ・エクステンション」●創作「アンバーロンズ」角田 達朗 ゼミ演劇への創作的アプローチ演劇は表現する者とそれを享受する者とが同じ場にいることで成り立つ素朴な芸術形態です。映像表現のようにマス・メディアに乗って流通することは困難ですが、演劇はそれ自体が一つの独立したメディアとしての性質を持つとも言えます。実際に劇を鑑賞し、戯曲を読解して、今日のハイテク社会における演劇の可能性を探って行きます。専門分野/中国思想史、日本演劇ゼミ生の研究テーマ例●戯曲創作「はかない天使」●戯曲創作「ハイケイ。」藤井 誠二 ゼミノンフィクションを読む・書く・観る・取材する講師の作品や、日本を代表する書き手らのノンフィクション作品(映像含む)に触れ、現代社会のさまざまな問題や課題を学びます。それを通じて、物事を客観的・批判的に考えるための思考方法や、物事の本質をとらえるための視点の持ち方、「事実」を取材する手法などを身につけます。また、自身でテーマを設定して、実際に取材や調査をおこない、ノンフィクション作品を表現します。専門分野/学校・教育問題、犯罪等の事件研究、事件・事故等の被害者・被害者遺族問題ゼミ生の研究テーマ例●現代の日本社会で論じられている人と人とのコミニュ ケーションのさまざまな問題や課題について、具体的な事 象を討議しています堀田 あけみ ゼミ小説の書き方と創作実習小説を書きます。とにかく書かないと始まらない、というのがこのゼミです。教材は皆さんが書く作品です。そこから、語り合い、考えを深めて行きます。本音を沢山話して、小説を書くのが楽しい、読むのが楽しい時間にします。「納得できる一作」をそれぞれが作り上げることが目標です。専門分野/創作ゼミ生の研究テーマ例●創作作品「愛されたがりのアイドロイド」●創作作品「サラダに一言添えて」森井 マスミ ゼミ時代のメッセージを読み、書く作品は、時代を反映する鏡であり、またそれを批評する剣です。近現代の演劇作品を通じて、そこに表現され、あるいは隠されたメッセージを発見していきます。さらには自分でレビューを書きながら、その作品を分析し、時代を見据え、表現する眼を養います。専門分野/日本近・現代演劇と批評ゼミ生の研究テーマ例●演劇と笑いの関係性 -井上ひさしを例にして●「家族劇」から見る現代社会 -「漂流家族」から「アキバ、 飛べ」へとりい かずよし ゼミマンガの可能性漫画はペン1本で自分の表現したい描きたい世界へ自由に行ける希有なメディアです。今日漫画は「マンガ」という単体に止まらず、漫画を核にして周辺が拡大し、一大産業を形成しています。なぜ漫画がここまで成長したのか、漫画を知り触れてみることで、その周辺が見えあらゆる可能性が生まれてくると思います。専門分野/漫画とその周辺に関するメディアゼミ生の研究テーマ例●ゼミ誌の刊行および合同合宿での合評●出版社持ち込みまたは新人賞応募のための作品制作大西 誠 ゼミメディアをプロデュースする現代社会とメディアに関する基礎的な知識を学びながら、インターネット、テレビ、映画など各種のメディア表現を題材に制作者の意図や制作方法を読み解いていきます。また、メディアをプロデュースするとはどういうことか、企画やそれを実現する方法について、発表を通じて検討します。専門分野/メディア論、映像論ゼミ生の研究テーマ例●阪神大震災と東日本大震災に見るテレビの震災報道の 在り方●映像制作「市民みんながディレクター!?」小田 茂一 ゼミ視覚メディアの鑑賞と表現メディア理解は鑑賞力がベースです。絵画・写真・テレビなどの具体的作品を通じて、多面的に読み解きます。また、メッセージの発信には、企画力・構成力・交渉力・開発力が不可欠です。鑑賞と表現、このふたつの方向から視覚メディアにアプローチすることで、リテラシーを高めます。専門分野/近現代アート論、映像制作ゼミ生の研究テーマ例●女性像とその表現法 -クリムトとミュシャにみられる装飾-●サルバドール・ダリにみる不安の構造 ~画家ダリの妻ガラとの出会い~小倉 史 ゼミ映画を読み解き、語り、記述する映画史や映画理論に関する学術的な文献を精読しながら、読み、書き、伝えるトレーニングをします。急激にデジタル化するこの時代、映画というメディアも変化を余儀なくされています。私たちにとって映画とは何なのか、私たちは映像をどのように読み解いたらよいのか、ともに考えてみましょう。専門分野/映画史、表象文化論ゼミ生の研究テーマ例●映画のリアリズムに関する考察 -ダルデンヌ兄弟監督作品の音の使い方をめぐって●アニメーションに見る「背景画」の効用永井 聖剛 ゼミ批評と理論を学ぶレビューを書くゼミです。レビューとは「批評」「評論」のこと。このゼミでは、近現代日本の文学作品や文化事象についての考察、調査、執筆のプロセスを実践的に学びます。レビューを読み/書くための理論だけでなく、社会人に求められる批判的な思考能力や、文献調査と読解・処理の能力も身につけてもらいたいと考えています。専門分野/日本近現代文学ゼミ生の研究テーマ例●谷崎潤一郎『鍵』 -媒体を介して求める欲望-●夏目漱石『三四郎』 -コミュニケーションと他者認識-クリエイティブライティングコース(2010年~2013年)と創造表現専修(2014年~2015年)は、2016年度から創作表現専攻に名称を変更。メディア表現コース(2010年~2013年)とメディアコミュニケーション専修(2014年~2015年)は、2016年度からメディアプロデュース専攻に名称を変更。創作表現専攻メディアプロデュース専攻ゼミナール(2016年度予定)136