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概要

大学案内2016 第2版

1年次履修科目2年次3年次4年次患者さまにも、そのご家族にも、「回復への道筋」という希望を示していきたい。1年次の『基礎医学入門』や『耳鼻咽喉科学』で学んだのは「人間の体」について。その知識をもとに、2年次の『臨床演習』で実技を学んだ際、検査データがどういう意味をもつかについて理解することができました。3年次の病院実習では、先天的に障がいのある方が多い病院と、急性期の患者さまが多い病院という、異なる環境を経験。限られた時間のなかで言語聴覚士として判断し、回復への道筋をつくる役割を担う急性期医療への関心が強くなり、進路の方向性を意識するようになりました。4年次は、ボランティア活動の経験を活かし、失語症について卒業論文を作成。これからは患者さまの心に寄り添い、信頼関係を築いていける言語聴覚士になりたいです。医科学と言語聴覚学の基礎を学ぶ。言語聴覚障がいへの理解を深める。学外実習で臨床能力を高める。卒業論文に取り組む。※ 上記の履修科目は2014年度以前のものです。最新のカリキュラム表はP147をご覧ください。言語聴覚学と社会福祉言語聴覚学総合演習Ⅰ・Ⅱ言語聴覚学研究Ⅱ・Ⅲ学外実習Ⅱ卒業論文社会福祉・社会保障制度統計の基礎/健康科学統計演習認知・学習心理学臨床心理学/生涯発達心理学基礎医学入門Ⅰ(医学総論・病理学)基礎医学入門Ⅱ(解剖学・生理学)臨床医学入門Ⅰ(内科学・精神医学・小児科学)言語聴覚学基礎演習言語学/音声学・音韻論言語発達学臨床歯科医学・口腔外科学形成外科学/耳鼻咽喉科学関係法規・リハビリテーション概論言語聴覚障害学言語聴覚診断学失語症Ⅰ/小児構音障害Ⅰ成人構音障害Ⅰ心理アセスメント演習臨床医学入門Ⅱ(臨床神経学)神経系の構造・機能・病態脳波学・画像診断学音響学・聴覚心理学聴覚系・発声発語系の構造・機能・病態形態論・統語論失語症Ⅱ・Ⅲ言語発達障害Ⅰ・Ⅱ吃音音声障害嚥下障害Ⅰ小児構音障害Ⅱ成人構音障害Ⅱ聴覚障害Ⅰ・Ⅱ高次脳機能障害Ⅰ臨床演習Ⅰ・Ⅱ言語聴覚学文献購読演習対人技術演習キャリアデザイン(健康医療科学)実験心理学臨床医学入門Ⅲ(リハビリテーション医学)神経言語学高次脳機能障害Ⅱ言語発達障害Ⅲ嚥下障害Ⅱ聴覚障害Ⅲ臨床演習Ⅲ・Ⅳ臨床演習Ⅴ・Ⅵ学外実習Ⅰ・Ⅱ言語聴覚学研究法言語聴覚学研究Ⅰ退院後、少しでも元通りの元気な生活を送っていただくために、私にできることは何か――。私はつねに、患者さまの立場に立って考えることを大切にしています。大学では失語症や高次脳機能障害のある方の訓練プログラムを作成するなど、自ら考えて学ぶ機会が豊富にありました。こうした考え抜くプロセスは、現在の仕事にも役立っていると感じます。患者さまが自ら、自分の生き方を確立していけるように、実施すべき支援を模索し、寄り添い続けていきます。活躍する卒業生上田 愛実さん医療福祉学部 医療貢献学科 言語聴覚学専攻 2012年度卒業(名古屋市立名東高等学校 出身)障がいだけを見ず、生活全体を見る。子どもたちの将来を見据えた訓練を。努力と工夫で意思疎通を図りながら、訓練をおこない、達成できた時の喜びを患者さまや利用者さまと共有することができる職業。それが私の思う、言語聴覚士の仕事です。現在は、主に就学前の障がいのある子どもへの訓練を保護者の方と話をしながら、考えおこなっています。資格の勉強は試験のための勉強と思われがちですが、大学で得た言語聴覚学の専門知識や実習での経験は、どれも実践に基づくもので、今でもノートを見返すほど役立っています。この先も子どもの障がいだけを捉えるのではなく、その子の生活全体を見ながら、一人ひとりに合わせた訓練を心掛けていきたいです。社会福祉法人十愛療育会 地域療育センターあおば 言語聴覚士近藤 美妃さん健康医療科学部 医療貢献学科 言語聴覚学専攻 2014年度卒業(三重県立桑名高等学校 出身)就職先 : 愛知県厚生農業協同組合連合会 海南病院私の学修プロセス永草 貴之さん医療福祉学部 医療貢献学科 言語聴覚学専攻 2010年度卒業(愛知県立春日井高等学校 出身)患者さまのために、真剣に考え抜く。その熱意は、学生時代に培った主体性から生まれた。医療法人白山会 白山リハビリテーション病院 言語聴覚士健康医療科学部 医療貢献学科 言語聴覚学専攻149インタビュー