ブックタイトル大学案内2016 第2版

概要

大学案内2016 第2版

「斜視や弱視の子どもがこんなにいるんだ」視能訓練士として大学病院に勤め始めた頃、本当に驚きました。そんな子どもが、斜視の術後に「目がよくなって、こんないいことがあったよ」と教えてくれた笑顔が、今でも忘れられません。「この仕事をやっていてよかった・・・」。高校時代からずっと胸に抱いていた、人のためになる仕事がしたい。その想いを叶えようと、大学時代は視能訓練士の資格を取るための猛勉強を。ゼミでは独自のテーマに基づく研究を展開したり、それらの研究について意見をぶつけ合ったり。また実習で、実際に検査させていただいた経験など、その一つひとつが、今の仕事に活かされている、と思っています。もちろん視能訓練士の仕事に、「これでよし！」はありません。仕事を終えた後、先輩に話を聞いたり、文献を調べて情報を集めるなど、毎日が勉強です。人に喜んでもらうために。私はまた一歩前に進む。「よく見える。嬉しい」患者さまのその一言に、私はまた一歩前に進む。加藤 奈保子 さん医療福祉学部 医療貢献学科 視覚科学専攻2009年度卒業（愛知県立豊田西高等学校 出身）就職先 ： 愛知医科大学病院健康医療科学部 医療貢献学科視覚科学専攻Department of Medical Sciences, Major of Vision Sciences152