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概要

大学案内2016 第2版

「日本ってどこにあるの?」「中国の隣り?」矢継ぎ早に質問を投げかけてくるミシシッピの子どもたち。その瞳はキラキラと好奇心いっぱいに輝いていました。彼らにとって、日本は遠くにある知らない国。そんな子どもたちに、日本のことをもっと知ってもらい、日米の交流が深められたらと思い、国際交流基金のコーディネーターとして、愛知淑徳大学大学院修了後、ミシシッピ大学に勤め各地の学校を訪問していました。人と人との架け橋になることが、私の道。そこに行き着いたのは、愛知淑徳大学の海外インターンシップや、マレーシア、タイの研修旅行で「人はどの国の人とも心を通わせることができる。心を通い合わせられることは、幸せなことなんだ」と強く実感したからでした。そして、国際交流についてさらに深く学びたいと大学院へ。人と人との架け橋になるということは、お互いの国の文化や風土、心を理解し合うということ。そのために自分自身にできることは何かを、いつも考えるようになりました。その想いは、現在、仕事をしているトヨタ紡織ミシシッピでも変わることはありません。工場で働く現地の人と、日本から赴任してきた人との交流を深めたり、日本の文化や言葉を知ってもらうイベントを催したり。心と心が通い合う笑顔のために、これからも頑張っていきたいと思います。山田 悠花子さんトヨタ紡織ミシシッピ愛知淑徳大学 文化創造学部 文化創造学科 多元文化専攻 2003年度卒業愛知淑徳大学大学院 文化創造研究科 国際交流専攻 2005年度 修士課程修了(愛知県立岡崎西高等学校 出身)人と人との架け橋になりたい。それが、私の決めた道。恩師 榎田勝利教授と。トヨタ紡織ミシシッピのスタッフと共に。