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概要

大学案内2016 第2版

施設教育学科では、子どもたちの学ぶ楽しさや好奇心を引き出すことのできる教員を養成するために、多彩な実践的科目や体験科目を整え、愛知淑徳大学ならではの独自カリキュラムを編成しています。また、クラシックピアノやドラムなど、さまざまな楽器がそろう音楽室、数多くの実験機器や材料が用意された理科室、お絵描きや工作が楽しめる図工室などの設備も充実。教師になりたい!学びたい!という学生の旺盛な向学心をサポートしています。充実した設備が、向学心をサポートします。理科室図工室音楽室私の学修プロセス自分から楽しんで、生徒を巻き込んでいく。多くの現場経験でめざす教師像が明確になった。彦田 裕衣さん文学部 教育学科 2014年度卒業(愛知県立小坂井高等学校 出身)取得免許 : 小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状就職先 : 愛知県教育委員会(特別支援学校教諭)『知的障害者の指導』『肢体不自由者の指導』などで学んだ専門性を活かしたいと考え、CCCを通して、障がいのある子どもをキャンプに引率するボランティア活動に参加。子どもと過ごす中で安全面に注意を払う大切さを学びました。1年次もともと障がい児教育に関心があった私でしたが、『特別支援教育論』で障がいによって支援方法が異なることを学び、さらに関心が高まりました。また愛知県は外国籍の子どもが多いため、指導時に役立てようと『ポルトガル語』も履修しました。2年次4年次特別支援学校の実習では、私自身の話し方や教材の提示の仕方で、児童の理解度や行動が変わることが分かりました。児童が興味を持って学べるよう、これから現場で、自分から「巻き込む」ことを意識して子どもと向き合っていきたいと思います。3年次ゼミでは、特別支援学校の子どもたちの、運動中の声かけによる効果が心拍数に表れることを科学的に測定。「がんばれ!」と声をかけることが実際に頑張りや、やる気を引き出す結果につながるかを研究し、言葉の持つチカラを改めて実感しました。誰か一人だけが輝いているクラスではなく、みんなが活躍できる場をつくる先生になる。「一生懸命のすばらしさ」を伝えたい。杉野 友亮さん文学部 教育学科 2014年度卒業(愛知県・私立栄徳高等学校 出身)取得免許 : 小学校教諭一種免許状、中学校・高等学校教諭一種免許状(国語)就職先 : 愛知県教育委員会(小学校教諭)『国語科教育法』では、中学校の国語を想定して指導案をつくり、模擬授業をおこないました。「教師の発問は端的に。生徒が考える時間を多く」という先生の助言を活かし、生徒が主体的に考えを深められる授業づくりに挑戦しました。1年次勉強の楽しさを伝えることで個性を伸ばせることを信じ、教師を志していました。『学校教育体験』では小学校5年生を担当。定規やコンパスを使うことを苦手としていた児童の目線に立って図を描く楽しさを伝え、「できるようになった」と直接感想をもらいました。「愛知の未来を担う大人を育てたい」という想いを胸に教員採用試験に臨みました。精神力の強い大人になるためには、勉強だけでなく、食事マナーなど生活の基本も大切だと考え、ゼミでは「食育」を研究。子どものために、生活指導にも力を注げる教師をめざします。3年次地元の小学校で教育実習をおこないました。心に残っているのは、算数の授業で、ある児童の解答が間違っていたとき、すぐに正解を示すのではなく、なぜ間違えやすいのかみんなで考えたことです。“失敗を恐れない”という雰囲気をつくりました。2年次4年次88 インタビュー/クローズアッ