1905年の学園創立以来、愛知淑徳大学は、新しい時代や社会の要請に応えるために、常に未来を見据えて歩んできました。その先にあるものは、10年先、20年先に役立つ人材の育成。専門的な知識や技術はもちろん、一人の人間としての魅力を伸ばし、社会に柔軟に対応しながらも“自分らしさ”を大切にしてほしいと考えています。大学の4年間は多くの人や学びと出会い、多様な価値観にふれる絶好の機会です。学生たちは、性差や世代、人種をもこえた多様な価値観との出会いを通し、“自分らしさ”を見い出し、自らの可能性を拡げていきます。さまざまな経験を重ねるかけがえのない時間の中で、自分の未熟さに気づくこともあるでしょう。自分の弱さと向き合い、自分の強さに気づき、“自分らしく”歩き続けることが、自信や誇りにつながるのです。
−−− Pride of Blue。
それは、本学の学生の心に宿り、育んでいくもの。一人ひとりのPride of Blueがここに息づいています。
小学校の先生になりたい——。そんな一途な想いをかなえるために愛知淑徳大学の文学部 教育学科に入学しました。数ある大学の中から選んだのは、学科構成が専攻に縛られることなく、自由に教科を学べるカリキュラム編成になっていたから。小学校の先生をめざすからには幅広く学びたいと考えていた私にピッタリ合っていたのです。実際に学んでみて、満足度はとても高いです。整った学習環境やカリキュラム、親身になって相談になってくださる先生方、そして、互いに切磋琢磨しあえる友人たちの存在。とても充実した毎日を過ごすことができています。
2年次には教育学会主催の「学遊フェスティバル」という地域の子どもたちを対象としたイベントの代表を務めました。どうすれば子どもたちが喜んでくれるのか、子どもたちの笑顔をイメージしながら、スタッフみんなとアイデアを出し合い、工夫と苦労を重ねながら成功に導くことができました。参加してくれた子どもたちの「楽しかったよ」「来年も来るね」の言葉に、あらためて先生という仕事の素晴らしさを実感しました。このような実践の機会を通して、めざす将来の先生像が固まってきました。それは、“子どもたちが引き込まれていく授業ができる先生”になること。そのためには私自身が魅力的でなくてはなりません。これからも、たくさんのことを経験をし、視野を広げ、見識を深め、子どもたちにとって「存在感」のある先生をめざしていきます。愛知淑徳大学なら、きっとかなえられると思います。
甲子園をめざして白球を追いかけていた高校時代。しかし、3年生の時、肩にケガをしてしまい、最後にチームに貢献することができませんでした。それでもスポーツが好きという思いが消えることはなく、スポーツや健康を科学的に追究できる愛知淑徳大学の健康医療科学部 スポーツ・健康医科学科に入学しました。入学後は『栄養生化学』や『基礎医学入門II(解剖学・生理学)』など、健康を深く学べる科目に興味を持ちました。私は高校時代、体を大きくするために食事量を増やしましたが、体重を増やすことができませんでした。一方、体重を増加させることに苦労しない友人もいて、その違いはどこにあるのか疑問が膨らんできたのです。3年次からの健康科学研究・研究プロジェクトではこの点に着目し、文献を探したり、食事に関するアンケートを取るなど情報を収集しています。まだ研究を始めたばかりの段階ですが、栄養の摂取法や運動量と体重増減の相関関係を探求していきたいと考えています。スポーツ・健康医科学科で学ぶうちに、将来の目標が明確になりました。それは、消防士という人々の安全を守る仕事への憧れです。スポーツや健康と同様、人の命に関わる、とても尊い仕事だと思っています。消防士になるには公務員試験を突破しなくてはなりません。キャリアセンターの「公務員試験対策講座」に参加し、週に3回受講しています。いつか消防士になって、地域の方々が安心して暮らせるよう、力いっぱい「貢献」していきたいと思っています。
高校生の時、ホームステイを経験しました。初めて触れる異文化、異なる価値観……。私の目の前にパーッと世界が広がるのを感じました。もっと、もっと世界を知りたい!いろいろな人に出会いたい!そこで、英語を学べる大学という観点から大学を探しました。愛知淑徳大学の交流文化学部 交流文化学科を選んだのは、語学だけではなく観光や経済、地域社会など、幅広い領域を学ぶことができるから。英語を使って“何か”をしたい。でも、その“何か”が見つかっていなかった私には、将来を限定することなく、学びながら自分に合った進路を探せる交流文化学科がピッタリだと思ったのです。私は興味のおもむくままに、幅広い分野の学問に触れました。授業はどれも興味深く、学ぶほどあらたな好奇心が広がっていきます。まず、最初に夢中になったのが中国語。2年次にはHSK試験の3級を取得しました。そして、『消費者行動論』を学んだことで、興味は語学からビジネスへ。交流文化学科でもビジネス学科の授業を履修できる「星が丘キャンパスモデル」の『星が丘モデルプロジェクト』を利用し、より専門的な科目を学びながら、地元の企業と共にさらなる発展のための社内活性化プランを提案するという、とても貴重な体験をさせていただきました。私は愛知淑徳大学でのさまざまな体験を通して、“自分の考え”を持てるようになりました。そうすることで、自分を見つめなおす機会にもなり、自信をもって自分の意見を発信できるようになったと感じています。これからも自分の目で見て、体験して、「発信力」を高めていきたいと思っています。