AHSMEC 愛知淑徳大学 健康・医療・教育センター

地域医療貢献|健康相談室

第7回

「子どもの成長を考える
 ―母親の役割、父親の役割、学校の役割、地域の役割―」

<講演日>
8月22日(木) 14:00〜15:30
<講演者>
心理学部
古井 景

世界では、児童労働、貧困、紛争に巻き込まれる子ども、教育を受けられない子どもの問題が多く存在する一方、平和な国である日本では、不登校、いじめ、ひきこもりなど、新たな問題が増加しています。日本が豊かになり、関係性も複雑化し、親と子、地域と子、学校と子の関係性が希薄化し、子どもに問題が起きると、母親だけのせいにするという風潮自体、間違いなのです。
今回の講演で、古井先生は「子どもの成長過程には多くの人が関わっており、母親、父親、地域、学校において、それぞれの役割がある。」と語られました。
「学校と家でのルールに違いがあってよい、母親がしないことを父親が補う、上手に祖父母に甘える。子どもは、多くの人と接することで、色々な違いがあることを学ぶ。多くの人と関わった分だけ、子どもは成長する。大人である私たちには、それぞれ役割があります。子どもが成長し、社会で適応する大人になる準備期間を、私たちそれぞれの役割で関わっていきましょう。」
古井先生は、小児科医の経験、子育て経験のある父親として、子どもの成長について熱いメッセージを参加者のみなさまにお届けされていました。