AHSMEC 愛知淑徳大学 健康・医療・教育センター

地域医療貢献|健康相談室

第8回

「思春期の心
 ―子どもの社会参加不安を考える―」

<講演日>
9月12日(木) 10:30〜12:00
<講演者>
心理学部
後藤 秀爾

今回、後藤先生は、思春期の心をテーマにお話されました。最近の若者は、就職面接でも「がんばります」とは言うものの、何がやりたいのかが出てこない。自分がどうしたらよいのかを言えず、相手が自分に期待していることを知りたがる傾向にあるそうです。この背景には社会参加不安が直結していて、それはさまざまな病理現象でもあります。後藤先生は、小説「西の魔女が死んだ」を題材に、母と娘の三世代の連鎖を解説されました。
ひきこもり、ニート、リストカット、不登校。これらは、子ども一人の問題ではありません。本当の自分になることは難しくても、子どもにとって親が自分のことを一生懸命に考えてくれることは大事なこと。親が子と一緒に考えることの必要性を語られました。
最後に後藤先生は、「自分を見直すきっかけは、どこにでもある」という熱いメッセージを会場のみなさまにお届けされました。