科目コード |
101137-05 |
講師名 |
太田龍朗 |
開催日時 |
開講曜日 |
開講時間 |
募集定員 |
水曜日 |
1限 |
10人 |
|
|
授業概要 |
複雑な現代社会において、心の病はもはや人ごとではない。なぜ心は病んでいくのだろうか。この授業では、心理学・医学モデルや事例などをもとに、心に影響を及ぼす様々な要因について検討し、心の健康について考える。 |
授業計画 |
概論: |
第1回 メンタルヘルス序論:心の病とその歴史
第2回 いろいろな病:精神疾患の種類と分類
第3回 症状のとらえ方:精神と神経の症状
第4回 ライフサイクルと心:発達と加齢 |
各論: |
第5回 青年期、思春期にはじまる統合失調症(分裂病)
第6回 気分・感情の障害としての躁うつ病(気分障害)
第7回 うつ病と現代社会を考える
第8回 ストレスとその反応:神経症と心身症
第9回 やまらない、止まらない:薬物依存
第10回 眠りと食と性の偏り:睡眠、摂食、性障害
第11回 大人とは異なる児童・小児の心の問題
第12回 老人と高齢者の病:器質性障害( 認知症など) |
総論: |
第13回 病を前にして:治療、面接、カウンセリング
第14回 心の健康に向けて:地域社会、制度と活動
第15回 期末試験 |
|
評価方法 |
おもに期末試験の成績と各回講義でのレポート・アンケート提出によって総合的に評価する。 |
テキスト |
改訂 大学生のための精神医学(高橋俊彦・近藤三男編
岩崎学術出版社) |
参考文献・資料 |
精神を病むということ(秋元波留夫・上田敏著 医学書院)
図解雑学 心の病と精神医学(景山任佐著 ナツメ社) |