愛知淑徳大学 2014年度 後期公開講座

からだの緊張を開放して慢性痛に打ち勝つ! —アレクサンダーテクニーク—
申込期間=8/18(月)~9/1(月)

科目コード N14-C13 曜日 月曜日 受講料 15,000円 定員 10人
開講日 9/22・29、10/6・20・27、11/10・17、12/1・8・15(全10回) 時間 10:30~12:00

講師/児玉 真千代
  児玉 真千代
受講生のみなさまへ 現代人のほとんどが抱えているといわれる三大慢性痛は、腰痛、首・肩の凝り、膝痛です。これは毎日の生活の中で特定の筋肉を使いすぎていたり、逆にほとんど使っていないため、からだのバランスが崩れ、歪みが生じた結果です。私自身も長い間腰痛に悩まされていましたが、アレクサンダーテクニークにより腰痛が改善され、生き方も変わりました。アレクサンダーテクニークを学んでバランスの取れた美しいからだと心身の健康を目指しましょう。
プロフィール イギリスのアレクサンダーテクニーク教師養成学校にて3年間のトレーニングを修了し、東海地方唯一のSTAT公認の教師として認定される。個人レッスンを中心にアレクサンダーテクニークを教える。セミナーや講演も行う。
授業概要
  アレクサンダーテクニークは日本ではまだ耳慣れないものですが、イギリスをはじめヨーロッパ、アメリカでは100年以上教えられており、医者との連携により代替治療としても定着しています。また、パフォーマンスの向上に有効なメソッドとして音大・芸大・バレエスクール等で選択科目として教えられています。現代人のほとんどが抱えているといわれる慢性痛は、首・肩のコリ、腰痛、膝痛ですが、これらは相互に連動しています。毎日の生活の中で特定の筋肉を使いすぎていたり、逆にほとんど使っていないため、バランスが崩れ、ひずみとなり不必要な緊張を生じさせ、コリや痛みとなって身体が警告を発しているのです。アレクサンダーテクニークは身体をバランス良く使う為のテクニックで、頭と背骨の良い関係に着目したとてもユニークなものです。このテクニックを応用できるようになれば、身体が本来のバランスをとり戻していくに従って緊張から開放されていくことを実感します。「以前の自分と比べて、ほんの少しでも、自由に、楽に動けるようになるヒント」を学んでください。講座では、自分の身体とコミュニケーションする楽しさ、自分の動きが変化していくことに気付く喜び、新しいことを学んでいく過程の達成感を大切にして欲しいと思います。
授業計画
 
第1回 受講生の皆様のからだを例にしてアレクサンダーテクニークについて説明する。
第2回 ハイハイをする。頭と背骨の良い関係が保たれている時の動き(本来の動き)の滑らかさを体験する。
第3回 前屈する。頭と背骨の関係を意識しながら行い、背骨の強さとしなやかさを体験する。
第4回 踵を上げてつま先で立つ。頭と背骨の関係と自分の脚で立つことの大切さを実感する。
第5回 壁を手で歩く。からだと腕の関係を確認しながら行い、機能的な肩・腕・手の動きを確認する。
第6回 椅子を使って膝と肘を曲げる。頭・背骨の良い関係を意識しながら膝を曲げることの重要性を理解する。
第7回 ランジをする。頭・背骨の関係の良い関係を意識しながら重心移動をし、バランスよく動くことの重要性を理解する。
第8回 第2回から第7回まで行った動きを再確認する。
第9回 バランスよく歩くコツを学ぶ。
第10回 刺激に対して瞬時に動く。バランス力を確認する。
テキスト名・テキスト代
  なし
実施キャンパス
  長久手
車通学可
申込の際に車種、ナンバーを申請ください。
※ただし、スペースに限りがあるため、お断りすることもあります。