人間情報学科 データサイエンス専攻

*2023年4月より2専攻制へ(構想中)

「情報」を強みに、人の心に寄り添いながら、加速するAI時代の情報化社会に貢献できる力を養う

新たな未来社会「Society5.0」に向けて、ビッグデータやAI(人工知能)、IoTなど、情報技術を活用する力がますます必要とされています。情報化社会の利便性を追求するだけでなく、人の心に寄り添い、情報を社会に活かすSTEAM人材をめざします。
※ STEAM人材とは…科学的でありつつも、想像的な発想で技術開発や問題解決できる人材を指します


データサイエンス専攻の特色

AI時代の情報化社会の中で起こる問題の本質を捉え、解決への道を見出す力を身につけます。さらに、理系の学びを強化。数学教育にも注力し、基礎から応用まで徹底的にサポート。数学を軸とする客観的な視野・視点を養います。



心理科学コース

人の性質を、心理学を中心とする実験手法を用いて測定・評価・可視化することに加え、人々が暮らしやすい情報化社会の実現をめざして、データに基づく科学的な立場から計画・企画を立案するための力を身につけます。



データ活用コース

社会のさまざまなサービスに対して、統計学を中心とするデータ分析や行動学、バイオメカニクスなどの知識を活用し、問題・課題の顕在化とその解決を図るための力を身につけ、新たなサービスを立案できるスキルを学びます。




データサイエンス専攻の魅力

心理科学コース

  • アクティブビジョンと認知情報処理

    目や身体をアクティブに動かしながらモノを見る仕組みや、視覚情報処理が身体運動におよぼす影響、物体の認識や記憶などが訓練や感情によってどのように変容するかについて、実験心理学的手法を用いて調べます。



データ活用コース

  • マーケティング・データサイエンス

    データ分析により、消費者の求める商品・サービスを調査したり、新たな情報価値を生み出したりするマーケティングやデータサイエンスに関する研究をおこないます。

TOPICS座学に留まらず、心理学に必要な様々な力を実践的に養います。 詳しく読む
海外で人間情報学を学ぶ 『海外フィールドスタディ』

海外の施設・環境・製品など、先進事例を視察・体験します。2019年度はアメリカ・サンフランシスコにて無人ショップやコーヒースタンドを視察し、シリコンバレーにてアップルやグーグルのビジターセンターを見学しました。情報機器の歴史や最新技術への理解を深め、人間情報学を学ぶ意義を再確認する機会としています。
※ 『海外フィールドスタディ』は選択科目であり、参加費は自己負担になります

  • TOPICS

就職決定者の声多くの先輩が、人間情報学科から羽ばたいています。 詳しく読む
  • 就職決定者の声

  • 先輩から聞く学科(専攻)のこと

    卒業生

    伊藤 歩美さん
    人間情報学部 人間情報学科 2021年度卒業
    (愛知県立瀬戸西高等学校 出身)
    就職先:瀬戸信用金庫

    Q1.この学科(専攻)を志望した理由は?

    大学では人の役に立つ、人に喜んでもらえるデザインやモノづくりを学びたいとオープンキャンパスに参加。人間情報学科の「社会の中で役立つものづくりを考える」という視点が、自分の希望と合致していると感じ進学を決めました。

    Q2.印象的だった授業は?

    高校生向けの学科紹介のWEBサイトを制作する課題では、座学で得た知識を、制作を通して理解することができました。利用者の年齢や使用目的によって適切な表現方法は異なります。学科の魅力をわかりやすく伝える工夫や必要な情報を見つけやすくする配置など、美しいデザインだけに捉われない視点が必要だと実感。自分本位ではなく、相手の目線に立って考えられるようになりました。

    Q3.この学科(専攻)で学んで良かったことは?

    作品制作の過程で「使う人の視点」をより深く学び、意識することで、将来への視野が広がったことです。デザインやシステム構築の技術に加え、心理学で人の心の動きや行動の特性を学んだことから人と関わる仕事をめざすようになりました。社会に出てからも相手の目線に立つことを忘れず、身につけた知識を組み合わせて快適な暮らしをサポートしていきたいです。




4年間の学び(2023年度予定)



研究テーマ

  • 移動物体を目で追いかけている時の物体認識
  • 人間の言語情報処理
  • 錯視と視覚情報処理
  • 読み書き能力の発達支援
  • 社会心理学的視点からの行動理解
  • アマゾンレビューから見る消費者に「うける」商品
  • 音のデータサイエンス
  • データから読み解くスポーツとeスポーツ
  • ビッグデータと情報分析
  • 脳活動データからの病理推定