人間情報学科 感性工学専攻

*2023年4月より2専攻制へ(構想中)

「情報」を強みに、人の心に寄り添いながら、加速するAI時代の情報化社会に貢献できる力を養う

新たな未来社会「Society5.0」に向けて、ビッグデータやAI(人工知能)、IoTなど、情報技術を活用する力がますます必要とされています。情報化社会の利便性を追求するだけでなく、人の心に寄り添い、情報を社会に活かすSTEAM人材をめざします。
※ STEAM人材とは…科学的でありつつも、想像的な発想で技術開発や問題解決できる人材を指します


感性工学専攻の特色

AI時代の情報化社会の中で起こる問題の本質を捉え、解決への道を見出す力を身につけます。さらに、理系の学びを強化。数学教育にも注力し、基礎から応用まで徹底的にサポート。数学を軸とする客観的な視野・視点を養います。



感性デザイン工学コース

人の感性とユニバーサルデザインの観点より、ユーザーの多様性に配慮し、人にやさしく安全で豊かなデジタルライフを提案、創造できる知識やスキルを身につけることで、これからの持続可能な社会に貢献できる力を養います。



AI・情報システムコース

AI・IoT・ビッグデータ・ロボットなどの技術を活用して、快適な情報環境の提供、効率的な業務推進のためのアプリやシステムを構築する力、仮想空間と現実空間が高度に融合した社会の実現に貢献するための知識やスキルを学びます。




感性工学専攻の魅力

感性デザイン工学コース

  • 人の心を反映したデザインの実現

    さまざまな評価法によって人間を観察する力を養い、社会に受け入れられるモノのデザインにつなげていく方法を学んでいきます。対象は、交通関係・生活機器・化粧品・メディアなどデザインが重要になる幅広い分野です。



AI・情報システムコース

  • 楽しく便利で役に立つアプリの開発

    スマートフォンやタブレット、SNSなどの技術を学び、豊かな暮らしへと応用することをめざします。潜在的ニーズを探り、新たなアプリ・システム・オンライン環境を構築します。

TOPICS座学に留まらず、心理学に必要な様々な力を実践的に養います。 詳しく読む
海外で人間情報学を学ぶ 『海外フィールドスタディ』

海外の施設・環境・製品など、先進事例を視察・体験します。2019年度はアメリカ・サンフランシスコにて無人ショップやコーヒースタンドを視察し、シリコンバレーにてアップルやグーグルのビジターセンターを見学しました。情報機器の歴史や最新技術への理解を深め、人間情報学を学ぶ意義を再確認する機会としています。
※ 『海外フィールドスタディ』は選択科目であり、参加費は自己負担になります

  • TOPICS

就職決定者の声多くの先輩が、人間情報学科から羽ばたいています。 詳しく読む
  • 就職決定者の声

  • 先輩から聞く学科(専攻)のこと

    卒業生

    伊藤 歩美さん
    人間情報学部 人間情報学科 2021年度卒業
    (愛知県立瀬戸西高等学校 出身)
    就職先:瀬戸信用金庫

    Q1.この学科(専攻)を志望した理由は?

    大学では人の役に立つ、人に喜んでもらえるデザインやモノづくりを学びたいとオープンキャンパスに参加。人間情報学科の「社会の中で役立つものづくりを考える」という視点が、自分の希望と合致していると感じ進学を決めました。

    Q2.印象的だった授業は?

    高校生向けの学科紹介のWEBサイトを制作する課題では、座学で得た知識を、制作を通して理解することができました。利用者の年齢や使用目的によって適切な表現方法は異なります。学科の魅力をわかりやすく伝える工夫や必要な情報を見つけやすくする配置など、美しいデザインだけに捉われない視点が必要だと実感。自分本位ではなく、相手の目線に立って考えられるようになりました。

    Q3.この学科(専攻)で学んで良かったことは?

    作品制作の過程で「使う人の視点」をより深く学び、意識することで、将来への視野が広がったことです。デザインやシステム構築の技術に加え、心理学で人の心の動きや行動の特性を学んだことから人と関わる仕事をめざすようになりました。社会に出てからも相手の目線に立つことを忘れず、身につけた知識を組み合わせて快適な暮らしをサポートしていきたいです。




4年間の学び(2023年度予定)



研究テーマ

  • 書籍の背表紙デザインの印象評価
  • “時間芸術”の制作と“コト”のデザインに関するアクションリサーチプロジェクト
  • 快適な空間のデザインと提案
  • 世の中の面白さを可視化・映像化して伝える
  • 感性のコンピューティング&デザイン
  • 話す力を身につける親子のコミュニケーション支援アプリ―“親子de日記”の開発―
  • 存在理由のエンジニアリング
  • ICTを活用した人にやさしいシステムの開発
  • ディープラーニング・AIアプリの制作
  • 人間と情報システムの歴史