医学と科学の目を持った視覚のスペシャリストをめざします。

視覚科学専攻では、視機能障がいの臨床医学に視覚科学の基礎研究をプラスした、全国的にも珍しい教育を展開。
視能訓練士の国家資格がめざせるほか、視覚に関する医学と基礎科学の両方の知識・技能を習得することで、視覚科学の研究者としてもリーダーシップを発揮できる人材を育成します。
人間が外部から取り込む情報のきわめて多くは、視覚によってもたらされます。そのため視覚機能に異常が生じると、私たちの生活は深刻な困難に見舞われます。「ものが見えにくい」という訴えにも、視力の低下、視野の欠損や狭窄、色の弁別障がい、立体視の障がいなど多種多様な症状があります。こうした症状を的確に検査・評価し、適切な対応をするとともに、弱視や斜視の訓練をしたり、視覚障がいをもつ人々への支援をしたりするスペシャリストが「視能訓練士」です。