受講生のみなさまへ
本講座を通して、身近な病気を知る中で、健康への意識を高めたり、ご自身の「こころ」を大切にするきっかけになると良いと思います。様々な病気の予防に備えながらも、病気になったときには、からだの治療だけではなく、「こころ」についても考えることの必要性を、お伝えしたいと思います。講座では、なるべくリラックスして楽しく学べるように、今年度は、受講者のみなさんと自由に意見交換する時間も取り入れたいと考えています。ご自身の「こころ」に興味を持ち、こころの健康維持のための予防として、心理学やカウンセラーを身近に感じてもらえたらと思います。臨床心理学入門・前期講座でお会いしましょう！
プロフィール
本学クリニック臨床心理士・公認心理師。セラピスト。薬膳コーディネーター。

授業概要

人生100年時代といわれるようになり、国民の健康への意識は高まっています。我が国では、生活習慣病の増加や、医療費増大などのニュースが取り上げられている中で、セルフメディケーションの考えが推奨されてきています。セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とWHOは定義しています。
自分の健康に日頃から関心をもち、積極的に健康管理をすることは大事になってきます。まだ現段階では、「こころ」には、それほど注目はされてないようですが、これからの時代、健康を考えるためには、「からだ」と「こころ」の両方への関心が大事になると思います。本講座では、心の専門家＜臨床心理士・公認心理師＞の講師が、我が国の身近な病気を取り上げます。病気を学びながら、病気になったときに起こる心の変化や、心の理解、また健康を維持するための心のセルフケアについてお話しをします。人生100年時代は、ぜひご自身の「こころ」にも注目してみましょう！

第1回　ストレスマネジメント
第2回　こころの病気
第3回　慢性腎臓病・こころ
第4回　耳の不調・こころ
第5回　マインドフルネス
第6回　まとめ