交流

2017年12月07日

コラボメッセ

コラボメッセ

2017年10月15日(土) 星が丘キャンパス 13B、13C、交流ラウンジEAST

地域貢献活動をおこなう団体が星が丘キャンパスに集合。
互いの活動の幅を広げるための交流会が開催されました。

 10月15日(土)、今年で3回目を迎える「コラボメッセ」が星が丘キャンパスで開催されました。コラボメッセは、愛知淑徳大学の学生たちの地域貢献活動をサポートしているコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)が主催しているイベントで、ボランティア活動をおこなう学生団体や企業、行政機関、NPOなどの学外連携団体が集まり、お互いの活動を知り合い、共に協働事業につなげていけるよう情報交換しあう交流会です。イベントは全部で二部から成り、各団体はそれぞれのプログラムを通じて、活動の幅を広げるきっかけづくりをしていました。今回はそのイベントの様子をダイジェストでお伝えします。

第一部:活動紹介

コラボメッセ

コラボメッセ

 第一部は参加した団体がそれぞれパネルを展示し、発足の経緯や普段の活動内容について紹介する「活動紹介タイム」。コラボメッセに参加した団体のメンバーや、ボランティア活動に興味を抱く一般の学生などが自由にブースを回り、それぞれの団体について理解を深めました。中には愛知淑徳大学を志望する高校生の姿も。「以前からボランティア活動に興味があり、大学では積極的に参加したいと思っていました。そんな中、愛知淑徳大学にCCCという組織があることを知って、自分にピッタリな大学だと思ったことが入学を志望したきっかけです。今日はCCCの学生団体だけでなく、一般の企業の方々ともお話ができて、有意義な時間を過ごすことができました」と語ってくださいました。また、近年連続してこのイベントに参加している「特定非営利活動法人 ボラみみより情報局」さんは、「企業、行政、社会福祉法人、非営利団体、そして学生団体。こんなに多種多様な団体が一堂に会するイベントは、他にはありません。長らく地域貢献活動を支えてきた愛知淑徳大学の実績があってこそ、実現したイベントだと思います。私たち自身、学生たちとお話をする中で、"どうやって活動を続けていくか"という、共通の課題を抱えていることが見えてきました」と、イベントの魅力や開催の意義について語ってくださいました。25の学生団体と、23の学外団体がお互いの活動について理解し合い、今後の活動のヒントを得る、貴重な機会となりました。

第二部:グループワーク「コラボ企画をつくってみよう!」

コラボメッセ

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 第二部はCCCの学生スタッフが司会進行を務め、グループワークがおこなわれました。グループワークのテーマは、団体がコラボレーションすることで生み出される新しいプロジェクトを考えるというもの。第一部に参加した団体が15の班に分かれ、まずはそれぞれの活動について紹介。被災者支援や防災活動、障がい者支援、エコ活動など、さまざまなジャンルの活動をおこなう団体が一緒になって意見を出し合い、それぞれの活動の強みを生かし、弱みを補うようなプロジェクトについて考えました。グループワークの最後には、各班がまとめたアイディアをプレゼンテーション。「東北支援につながる音楽イベント」、「設楽町での小学生の交流合宿」、「東北での防災対策を学ぶキャンプ」、「ハーブティーの出がらしを再利用しようという提案」など、多くのユニークなプランが発表されました。その後、コラボメッセのエンディングとして、「CCC@homeライブ」と題し、障がいをもつ人、高齢者、活動する方々、学生たちと多種多様な参加者全員で思い出をつくれるよう、2曲を合唱しました。和やかな雰囲気で会の幕が閉じました。これからもCCCをはじめ、愛知淑徳大学は全学をあげて、学生の成長の機会となる「ボランティアの場づくり」を提供し、市民のみなさんと共に、より良い社会づくりに貢献していきます。

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