交流

2019年01月08日

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

2018年12月8日(土) 長久手キャンパス

企業のボランティア団体と連携してイベントを企画・運営。
ものづくり体験を通して、子どもたちに笑顔を届けました。

 本学のコミュニティ・コラボレーションセンター(CCC)では、学生たちのボランティア活動を支援し、企業やNPO、地域の多様なコミュニティとの協働を推進しています。連携先のひとつJDRトヨタは、トヨタ自動車株式会社の社内ボラティアサークルで、地域の方を対象とした活動をおこなっています。これまでにも本学の学生と共に、福祉や防災などに関するイベントを実施してきました。今年度は、以前から親交の深い児童福祉施設の子どもたちを招待するものづくりイベントを企画。10月からミーティングを重ねて、準備を進めてきました。12月8日(土)のイベント当日には、幼児から高校生まで40名ほどの子どもたちが長久手キャンパスに集まり、学生とJDRトヨタの方と一緒に工作や料理などを楽しみました。

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

 午前中は、ものづくり班と調理班の2班に分かれて、体験学習をおこないました。ものづくり班は、学生たちのレクチャーのもと、ペン立ての作成とコルクボードのデコレーションに挑戦。さらに、間伐材を使って、自由な作品づくりにも取り組みました。一方、調理班が協力してつくっていたのは、この日のみんなのランチ。この企画は子どもたちが自分で家事ができるようにと願いを込めて、学生たちが提案しました。メニューは、冷えた体をあたためるアツアツの豚汁やおにぎり。お昼休みの時間に合わせて出来立てを配膳し、参加者全員でおいしくいただきました。

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

 午後のワークショップでは、未来の自分に向けた手紙を書きました。学生たちは「一緒に書こう」「上手だね」などと話かけて、子どもたちが自分の思いを言葉にできるようサポート。その後の発表では、「作家になりたい」「野球部でレギュラーになりたい」など子どもたちの夢や目標が語られ、JDRトヨタの方が「将来どうなりたいか考えることはとても大切なことです。今日手紙に書いたことを胸に、これからも夢に向かって頑張ってください」と、子どもたちに未来を見据えて行動を起こすことの大切さを伝えました。

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

CCC×JDRトヨタ 平和学園エンジョイイベント ~ワクワク・ドキドキものづくり編~

 最後におこなわれたクリスマスイベントでは、トナカイに扮した学生たちが司会進行。「なんと愛知淑徳大学にサンタさんがやってきました。みんなで呼んでみよう!」という呼びかけに、子どもたちは驚きながら「サンタさーん!」と大きな声を上げました。すると、サンタクロースの格好をしたJDRトヨタの方が登場。メッセージカードとお菓子が入ったプレゼントを、一人ひとりに手渡しました。さらに、参加者全員がカードにメッセージを記入。ボランティアスタッフと子どもたちがそれぞれにカードを交換して、感謝の気持ちを贈り合いました。

 今回、中心となって企画・運営に取り組んだ学生は「JDRトヨタのボランティアでは、子どもたちの学びを大切にしています。企画を考えることは大変ですが、成し遂げた後の達成感や、子どもたちの楽しそうな表情を見ることが嬉しくて、4年間活動を続けてきました。社会人の方と関わることで、先を見据える思考力や、仲間をまとめる力も身につけることができたと思います」と、活動で得たことを語りました。JDRトヨタのみなさんとイベントをつくり上げることで、学生たちは大きく成長しています。一連の活動を通して鍛えた企画力やリーダーシップを活かして、社会に出てからもそれぞれの道で活躍し続けていくことでしょう。