追究

2017年02月03日

2016年度 星が丘モデルプロジェクト キックオフ・ミーティング

2016年度 星が丘モデルプロジェクト キックオフ・ミーティング

2016年9月16日(金) 星が丘キャンパス 41B教室

学部を越えた産学連携プロジェクトが始動。
企業の皆様から課題をいただきました。

 2016年9月16日(金)、星が丘キャンパスを拠点とする交流文化学部とビジネス学部に所属する2年生を対象とした2016年度 星が丘モデルプロジェクトのキックオフ・ミーティングが開催されました。星が丘モデルプロジェクトとは、地元中小企業様が出す実践的な「お題」に対し、交流文化学部とビジネス学部の学生が少人数の混合チームで取り組み、課題解決につながる提案をする産学連携プロジェクトです。約1年間にわたる長期のプロジェクトで、学生、教員、地域の企業様が一丸となって、プロジェクトに取り組みます。

星が丘モデルプロジェクトの流れ

2年次9月

キックオフ・ミーティングを開催。プロジェクト参加学生、担当教員、企業の担当者様が集まり、初顔合わせ。各チームにお題が振り分けられます。

2年次後期

指定された前提科目群の中から、交流文化学部4科目、ビジネス学部4科目の合計8科目を履修し、市場分析の基礎を始め、基礎力を高めます。また企業様から、お題の基礎知識となる「課題」が出されます。

2年次春休み

「星が丘モデルプロジェクトⅠ」を2月に履修します。チームビルディング、ビジネスマナーについて学び、企業訪問によるヒアリングを通じて問題点、疑問点の洗い出しを行います。1ヶ月後、この段階で明らかになったことの報告および疑問点に対する再ヒアリングを行います。

3年次4月~10月

月に2回サブゼミを実施。グループでの調査や情報収集を進めます。

3年次6月

2月から5月までの調査結果をまとめ、最初の提案である中・中間報告会を行います。

3年次夏休み

「星が丘モデルプロジェクトⅡ」では、初日に企業様に出向きプレ発表を行います。そのコメントをもとに、内容の修正、発表練習を経て4日目に中間報告会をおこないます。
中間報告会では企業様からのフィードバックを受け、提案のブラッシュアップをおこないます。

3年次11月

大学祭で最終結果報告会を実施。1年以上にわたるプロジェクトの集大成です。

2016年度 星が丘モデルプロジェクト キックオフ・ミーティング

2016年度 星が丘モデルプロジェクト キックオフ・ミーティング

 この日、おこなわれたキックオフ・ミーティングには、連携先の企業であるフタバ株式会社様と東山遊園株式会社様が参加。学生たちとはじめて顔を合わせ、チームごとに今年度のお題を発表しました。はじめは緊張した面持ちだった学生も星が丘モデルプロジェクトのチューターをつとめるNPO・アスクネットの皆さんの誘導を受け、次第に表情が和らぎ、自己紹介やお題に対する質問を堂々とおこないました。

各班のお題

フタバ株式会社<事業内容:年賀状印刷や挨拶状印刷、オリジナル切手シートやフォトブック作成など>

A班:日本文化の魅力を発信し、訪日外国人の再訪を後押しするフォトブックの提案

B班:「訪日外国人向けフォトブック」の効果的な販売促進の提案

東山遊園株式会社<事業内容:星が丘の地で、「星が丘テラス」「星が丘自動車学校」などを経営>

A班:2017年に発行する独自性の高いタウンカードの提案

B班:前年度の星が丘モデルプロジェクトの提案(星カフェ)を発展させるための提案

2016年度 星が丘モデルプロジェクト キックオフ・ミーティング

2016年度 星が丘モデルプロジェクト キックオフ・ミーティング

 会の最後に浅井敬一朗先生が「理論的に考えることも大切ですが、まずは行動してみてください。行動することで見えてくることがきっとあるはずです。自分自身を変えたいとこのプロジェクトに参加した学生さんが多いと聞きます。期待しています」と学生たちを力強く激励し、会を締めくくりました。