追究

2017年07月13日

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

2017年4月28日(金) 星が丘キャンパス 55B

大塚ゼミの2年生が産学連携プロジェクトに挑戦。
中間報告会でアイデアをプレゼンテーションしました。

 ビジネス学部 大塚ゼミでは新2年生が中心となり、2017年2月から産業連携プロジェクトに取り組んでいます。連携する企業は、サイン・ディスプレイを手がける株式会社ファースト様とプロバスケットボールチーム・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ様。学生たちはそれぞれの企業様からいただいた課題を解決しうる企画を立案するためにアンケート調査やヒアリング調査を実施して、準備を進めてきました。4月28日(金)には、約2ヶ月間の成果をまとめた中間報告会がおこなわれました。その様子をダイジェストでお伝えします。

《株式会社ファースト》

チーム ペペロンチーノ/課題:技術革新で実現するサイン

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

 技術革新により、サイン・ディスプレイはどのように発展するべきなのかという課題に取り組んだチーム ペペロンチーノのメンバー。30年後の社会を想定して企画を立案しました。着目したのは現在も加速度的に開発が進んでいる自動運転技術です。クルマが近づくと点滅し、人に危険を知らせるサイン・ディスプレイを開発することで、自動運転によって引き起こされる交通事故抑止につながるとプレゼンテーションしました。

チーム カンフー/課題:人口減少社会に求められるサイン

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

 人口減少社会が叫ばれる中、未来のサイン・ディスプレイのあり方を考察したチーム カンフーは、コンセプトを「人口減少社会をデザインが救う」と掲げて企画を立案。過疎地に焦点を置き、「まちに住んでいる人がくらしやすくなるデザイン」と「まちに賑わいを取り戻すためのデザイン」の2つを提案しました。実際に過疎地域である愛知県・設楽町に出向き、ヒアリングした成果を盛り込んだ具体的なプレゼンテーションとなりました。

チーム 晴れ予報/課題:環境にやさしいサイン

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

 チーム 晴れ予報は、エネルギー資源の枯渇に着目。使用済みのサイン・ディスプレイをリユースする仕組みを構築することで、ひいては環境にやさしいサインを提供することができると発表しました。その方法とは、リサイクル商品であることがひと目でわかるステッカーを制作し、環境にやさしい商品であることをアピールしていくというもの。一般消費者の「環境に配慮した企業」というイメージの醸成にもつながると、企画をPRしました。

《名古屋ダイヤモンドドルフィンズ》

チーム のり弁/課題:観客動員数を伸ばすための提案

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのターゲットである「20代~30代の女性」の来場者数を伸ばすための提案が、3つのグループの共通の課題。チーム のり弁は、ファンが愛知県の柳原通商店街に選手の写真を貼ったり、モザイクアートをしたりする参加型プロジェクトの実施を提案しました。そして創り上げた「ドルフィンズロード」をファンの憩いの場として育て、ファンの定着化につなげていくと発表。商店街の活性化にもつながる提案となりました。

チーム 魚人族/課題:観客動員数を伸ばすための提案

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

 チーム 魚人族は、試合観戦を誘発するイベントの開催を提案。イベント内の催し物として、バスケットボールの体験ができるゲームや一定額の買い物をするとガラポンに参加できるキャンペーンなどの実施を提案し、試合の宣伝につなげようと発表しました。プレゼンテーションではダンボールでつくったガラポンやバスケットゴールのミニチュアを使いながら解説し、さらにオアシス21でのヒアリングの結果も交えながら、アイデアをアピールしていきました。

チーム SAM/課題:観客動員数を伸ばすための提案

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

ビジネス学部 大塚ゼミ 産学連携プロジェクト 中間報告会

 名古屋ならではの提案にしようと、チーム SAMが着目したのは「なごやめし」。アンケート調査から、なごやめしに対して「食べにくい」「ボリュームがある」というイメージがあることがわかりました。ターゲットとして掲げる女性には不利な既存イメージを取り払い、観客動員数増加につなげるために「オリジナルスイーツ」の製造・販売を提案。名古屋コーチンを使ったプリンの完成図や試算した製造費用、提携先などを提示しながら、魅力的にアイデアを伝えていきました。