躍動

2015年04月13日

人が求める新商品をプランニング。学外のコンテストで高評価を受けました。

vol.34

ビジネス学部 上原ゼミナール ビジネス学部 ビジネス学科 3年(2014年度)

日刊工業新聞社主催「2014年度キャンパスベンチャーグランプリ中部大会」で栄えある賞を受賞!

●特別賞(名古屋商工会議所会頭賞) 「Mine Glasses ~スマホに革命を起こす!!~」

日頃から抱いていた思いを、新商品としてカタチに。

 「経営情報システムとリスクマネジメント」を研究テーマとする上原ゼミでは、ゼミでの学修・研究のほか、サブゼミの時間を使ってビジネス現場で活きる実践力を養っています。3年次の4月から、私たちが取り組んだのが、全国的に開催されている学生対象の新事業提案コンテスト「キャンパスベンチャーグランプリ」への応募です。最初にゼミ生全員でアイデアを出し合い、事業化・商品化の可能性があるアイデアに絞り、グループごとにビジネスプランをまとめていきました。
 近藤さんが考案・企画し、3人でまとめた「Mine Glasses ~スマホに革命を起こす!!~」。現在、一般的に使われている「のぞき見防止フィルター」では、角度によって見られてしまうこともあり、よりよい商品がないかと日頃から考えていました。「ないなら、自分でつくってみよう!」と思い立ち、情報漏えいを防ぐ、新たなスマートフォンと特殊メガネの開発をめざしました。

独学で技術開発に挑み、事業プランをまとめる。

 スマートフォンを実際に分解して機器の仕組みを理解し、開発に必要な光学などの専門分野を学修。さらに、情報セキュリティに関するアンケート調査をおこない、人々のニーズに応える技術を追究しました。試行錯誤を重ね、他人からはスマートフォンの画面がまったく見えないシステムを考案。上原先生の知り合いであるキャリオ技研株式会社の方にアドバイスをいただきながら、事業計画書を書き上げました。
 10月、「キャンパスベンチャーグランプリ中部大会」の書類審査に通過後、12月に日刊工業新聞社で最終審査。与えられた5分という短い時間の中で、商品やシステムの魅力を的確に伝えるために、要点をおさえたプレゼンテーションに努めました。審査員の方々に高評価をいただき、特別賞(名古屋商工会議所会頭賞)を受賞。この結果に甘んじることなく、より高みをめざしたいと向上心が強くなりました。

行動を起こすことで、自分が、社会が、変化していく。

 上原ゼミの学生は、みんな行動的。「キャンパスベンチャーグランプリ」への挑戦だけでなく、長久手市や愛知県、愛知高速交通との連携事業「リニモ活性化プロジェクト」、地元企業での長期インターンシップなどにも励んでいます。「失敗は成長のチャンスになるのだから、何事にも意欲的に取り組もう!」という思いのもと、互いに刺激し合い、企画力や実行力、協調性などを鍛えています。これからも「自ら動くこと」「仲間と共に目標を果たすこと」の尊さを忘れず、社会に貢献できるビジネスパーソンに向かって前進し続けます。