授業がスタートしました!先輩からのメッセージです。

1年生の皆さん
新入生研修合宿、新学期ガイダンス、そして履修登録が終わり、いよいよ授業が始まりました。
大学生活には慣れてきた頃でしょうか?
新入生研修合宿のレポートとともに、研修合宿委員の先輩からのメッセージが届きましたのでご覧ください。

新入生の皆さん、新入生研修合宿、そして初めての履修登録、ご苦労様でした。今回はこの場をお借りして皆さんに一つ、いつか社会に出るうえで絶対にやってもらいたいことがあります。それは、「自分と向き合うこと」です。

僕は自分で書く物語で、社会の闇、たとえば殺人や窃盗などの犯罪行為が書けません。僕がそれらに関する知識に明るくないのもそうですが、単純に暗い話が嫌いだからです。なので、暗いニュースも嫌いです。しかし、そういった話が書けなくても実生活で問題はありません。提出する小説にテーマを定められることはそうそう無いからです。ですが、そうやって暗いニュースや物語が嫌いだからと言って目を背け続けていいのだろうか? そんな疑問を持ったときに僕は必ず自分と向き合います。

しかし、自分と向き合うということは本当に辛いことです。思っていたよりも本当の自分が小さかったり、くだらなかったりしたら大変悲しいことです。しかし、その自分は今までの楽しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、嬉しかったこと、それら全ての思い出から生まれた自分です。つまり、本当の自分がどんなに小さくても、くだらなくても、それが自分ということには変わりはありません。その自分を知って、受け入れることで人はさらなる成長を遂げることができます。

もし、皆さんが壁にぶつかった時や、折れそうになった時、一度自分と向き合ってみてください。きっとその時が成長のチャンスであり、自分を知る最もいい機会なのです。

3年 猪子陸