宮田雅子ゼミ 

課題をデザインで解決するため、柔軟なアイディアが溢れるゼ

 


 

まず宮田ゼミ3年の方へのインタビューから。 

 

――お名前をお願いします。 

宮田さん(以下、同) 宮田 真渚人です。 

 

――所属ゼミの紹介をお願いします。 

グラフィックデザインを活用しながら企画立案するゼミです。 

 

――ゼミの雰囲気はどんな感じですか? 

明るく自由度が高いです!自由にアイデアを出せます。それぞれの強みを活かしてチームで活動しています。 

 

――ゼミの自慢話はありますか? 

名古屋城の活性化、愛知県産ぶどうの認知拡大を目指した活動をしています。名古屋城を案内していただいてお話を伺ったり、愛知県農業試験場の方が大学でお話ししてくださり、授業でなければ直接関わる機会のない方々からお話を伺えたところも、宮田ゼミの特徴であると思います。 

 

――ゼミで学んだことや、学んでいることは何ですか? 

企画する力が身につきます。個人で企画するよりも、チームでひとつの目標に向かってその企画・制作を進めることが多く、その中でそれぞれの特技(グラフィックデザインなど)を活かして提案します。 

 

――ゼミでの思い出は何かありますか? 

愛知県で開発されたブランドみかん「夕焼け姫」の化粧箱、出荷箱のデザイン提案コンペです。一人で黙々と作業した課題で、農業総合試験場の方から高級感がありシンプルなデザインというオリエンテーションがありましたが、個性を出すために派手なデザインにして差別化を図りました。この時の企画がとても楽しかったです。  


「夕焼け姫」のデザイン提案コンペの様子(宮田先生より) 

 

――宮田先生の好きなところ、面白いところはありますか? 

突飛なアイデアも絶賛してくださるところです。名古屋城の来場者促進のために鯱鉾(しゃちほこ)型のチラシの制作や、アクリルスタンドの配布など、これまでにないアイデアを受け入れてくださるため、自由に発言することができます。 

 

――1番好きな課題を教えていただきたいです。 

先ほどの「夕焼け姫」の化粧箱、出荷箱の制作です。「夕焼け姫」という名前が好きで、課題説明のためのオリエンテーションを受けた段階から制作意欲が湧いていました。グラフィックに興味があり、制作に凝りたいと考えています。 

 

――宮田ゼミに入ったきっかけは何ですか? 

グラフィックデザインができるからです。また、技術より考え方やアイデアの柔軟性が求められることが多く、アイデアや視野が広がるところが魅力です。 

 

――宮田ゼミに所属する前に取っておくと役立つ授業はありますか? 

「デザイントレーニング a(CG)・b(DTP)」「プリントメディアⅠ・Ⅱ」です。IllustrationやPhotoshopなどのAdobeソフトは使えるようになっておくと良いと思います。「デザイントレーニング」ではソフトの操作方法を学ぶことができ、「プリントメディア」は冊子が作れるようになるため、アイデアの幅を広げることができます。 

 

――実際、宮田ゼミに入って感じたことはありますか? 

面白いです!企画、プレゼンなど自由度の高いことを楽しく学ぶことができます。 

 

――最後に、これからゼミに入る人たちへメッセージをお願いします! 

グラフィックデザインなどの技術を学ぶ、というよりもアイデアの視野や考え方を広げられるゼミだと思います!制作をするだけではなく、提案やプレゼンもあるため、多くの知識が身につきます。 

 

――はい、ありがとうございました! 

  

つぎに宮田ゼミ4年の方のインタビューです。 

 

――お名前をお願いします。 

水野さん(以下、同) 水野 友理です。 

 

――所属ゼミの紹介をお願いします。 

社会課題に意識を持って、デザインの力で解決するゼミです。  

 

――ゼミの雰囲気はどんな感じですか? 

16人のゼミで男子は2人。とても和気あいあいとしています。 

 

――ゼミの自慢話はありますか? 

3年次の前期は、1グループ4人で「地下鉄内でのコミュニケーションの課題」を見つけてデザインで解決する取り組みがありました。後期は愛知県農業総合試験場で開発された愛知のブランド梨「あいみずき」の認知を拡大させるために、梨にフォーカスを当てて対策を練りました。 

 

――ゼミで学んだことや、学んでいることは何ですか? 

2020年度の入学だったためコロナ禍真っ只中で、2年間オンライン授業が主流でした。そのためゼミで初めてのグループワークを経験することができました。企業の話を聞いて課題に向き合うという貴重な機会を得られました。 

 

――ゼミでの思い出は何かありますか? 

みんなで飲みに行ったことです!半数以上が参加していました。 

愛知県産の梨をプロモーションする後期の課題では、グループ内の4人ともオタクで、梨だけでなく愛知県産のいちご、甜茶、銀杏、いちじくといった農作物をキャラクターにするという案があがりました。アニメが好きなメンバーが多かったため、キャラクターの設定に凝りました。提案の段階がとても面白かったです。  

梨をプロモーションする課題で制作した冊子(宮田先生より)

 

――宮田先生の好きなところ、面白いところはありますか? 

優しいところです!1相談したら10返してくださいます。授業や就活以外の質問でも何でも熱心に答えてくださるため、物事を相談しやすいです。 

 

――卒業プロジェクトのテーマや内容を教えていただきたいです。 

多様な年齢や性別、趣味の人々が手に取れる結婚情報誌の表紙を考案します。市販の雑誌「ゼクシィ」に私の推しのタレントさんが掲載されていたことがあったのですが、「結婚情報誌」ということで手に取りにくいと感じることがありました。その経験から誰もが躊躇わず手に取れる表紙の提案と、解説論文を発表する予定です。ゼミの大半が制作物と解説論文の両方に取り組んでいます。 

 

――宮田ゼミに入ったきっかけは何ですか? 

宮田先生の元で学びたいと思ったからです。また、制作系が良いなと考えていましたが、制作だけではなく映像や写真など1つに縛られず活動したいと思い決めました。 

 

――宮田ゼミに所属する前に取っておくと役立つ授業はありますか? 

宮田先生が開講している授業は取っておいた方が良いと思います。また、「プリントメディアⅠ・Ⅱ」はInDesignというAdobeソフトを使って冊子を作ることができるため、提案の幅が広がるのでお勧めです。グラフィックデザインもできると良いと思います。 

 

――実際、宮田ゼミに入って感じたことはありますか? 

2年生の頃に先生から「ゼミ選択はしっかり吟味して決めた方が良い」とお話がありましたが、宮田ゼミを選んで良かったと思っています。メンバーに合わない人がおらず、居心地が良いです。 

 

――最後に、これからゼミに入る人たちへメッセージをお願いします! 

ゼミの面談で、先生に自分の好きなものを伝えると良いと思います。イラストが好き、一風変わったものが好きなど、得意ではなくても先生に見せた方が良いです。 

 

――はい、ありがとうございました!  

 

宮田ゼミの内容をもっと知りたくなった場合は、学部のウェブサイトもご覧ください! 

https://www.aasa.ac.jp/souzou/momp/宮田ゼミ

 


[3年生]
取材日:2023年11月28日(火)
場所:アトリエ(アネックス)
取材担当:
インタビュー、記事=大矢佳歩(3年生)) 
記事校正=長谷川果穂(3年生)
写真撮影=山本知佳(3年生)
写真補正
加藤百華(4年生)
※学年は2023年度のもの。

[4年生]
取材日:2023年11月24日(金
場所:アトリエ(アネックス)
取材担当:
インタビュー、記事=大矢佳歩(3年生) 
記事校正=長谷川果穂(3年生)
写真撮影、写真補正=杉本琴亜(1年生)
※学年は2023年度のもの。

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