支援を必要とする人との関わり方を学んだことが子どもの自立支援の現場で活きている。
児童養護施設で働くことを決めたのは、3年次の実習先での出会いがきっかけでした。実習先の職員の方々が、卒園後の生活までを見通して子どもたちと関わっていることを知り、私も同じような志を持って働きたいと思うようになりました。子どもたちと関わる中で意識をしているのが、『社会福祉援助技術演習※』で学んだ必要な支援の見分け方。質問の投げかけ方などを実践形式で学んだ知識は、現在も子どもたちの悩みを聞く時などに活かしています。また、『ジェンダーと社会』で、同性愛者の方から考え方や心境を直接伺う機会を持てたことで、子どもたちの多様な価値観を認められる自分に変われた気がします。大学時代に学んだことは、複雑な事情を抱えた子どもたちの支援に役立つものばかり。今後も4年間で得た知識を活用しながら、子どもたちの成長を温かく見守っていきたいです。
※『相談援助演習』に名称変更