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式辞

平成29年度 入学式祝辞

 ご入学おめでとうございます。心よりのお祝いを申しあげます。

 本学の設立母体である愛知淑徳学園は、明治38年愛知淑徳女学校としてスタートし、翌年、愛知県で最初の私立の高等女学校として認可されました。本年は 学園創立113年目となります。

 本学園は創立当初から進取の気象があり、女子教育は家事や裁縫で十分とする明治の時代に、英語や理科を敢然として必須科目としました。反対する意見に対して、創立者 小林清作先生は「教育家が時代の動向を察知せず、その日暮らしの教育をしたらば、人の子を損なう」と述べられ「10年先20年先に役立つ人造り」を目指されました。

 こうした「10年先20年先に役立つ人造り」は、本学の「伝統はたちどまらない」姿勢として生きています。

 本学が22年前、「違いを共に生きる」という理念を掲げ、「男女共学」に踏み切ったのも、「伝統はたちどまらない」精神があったからです。

 今年は学園113年目、大学43年目です。これからは皆さんお一人お一人が、希望を抱き、納得できる大学生活を送ることにより、本学の新たな伝統を築いていって下さい。

 学部の皆さんは、本学が小学校から続く最後の学校で、4年後には社会人として社会を支えていく立場になります。本学での学びを通じて、「違いを共に生きる」という理念を理解し、社会人としてふさわしい素養を身につけていただきたいと願っています。

 それとともに、学生であるという特権を生かし、失敗を恐れることなく、やってみたいと思う事に思い切って挑戦していただきたい。

 一歩踏み出せば、そこからは違った景色が見えてきます。一歩 また一歩と挑戦し続け、変わりゆく景色を味わい、自分自身の可能性を広げていって下さい。

 皆さんは 大学歌のタイトルにある「青春無限」であり、その歌詞のごとく「天の深みへ 夢掲げて」、大学生活を送られることを、心よりお祈りいたします。

 本日は おめでとうございます。

 平成29年4月2日

理事長 小林 素文