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2014年11月11日

社会人に向けてのマナー講座 ~テーブルマナー・接待マナーを習得~

社会人に向けてのマナー講座 ~テーブルマナー・接待マナーを習得~

平成26年9月24日(水) 名古屋観光ホテル

内定を獲得した4年生が、
ホテルでテーブルマナーを学び、社会人力を鍛えました。

 厳しい就職戦線に立ち向かい、自分がめざす道をたくましく切り拓く学生たち。その一歩を後押しするキャリアセンターでは、単なる就職活動支援にとどまらず、一人ひとりの10年先、20年先を見据えた取り組みに力を注いでいます。昨年から新たに実施しているのが「社会人に向けてのマナー講座」。対象は、内定を獲得した4年生です。社会人の基礎力となる知識や教養を身につけ、それぞれの活躍の場へ羽ばたいてほしいとの願いを込めて、キャリアセンターの教職員が講座を企画しています。
 9月24日(水)には、名古屋観光ホテルのご協力のもと、テーブルマナー・接待マナーの習得を目標とした講座を開きました。ドレスアップした58人の学生が参加し、フランス料理を味わいながらマナーを実践的に学びました。

 「社会人になると、フォーマルな食事会に出席する機会が増えます。その大切な席で美しい所作やさりげない気遣いができると、同じテーブルを囲む人たちと心地よい時間を過ごすことができ、コミュニケーションが深まるでしょう。マナーを身につけることは、皆さんの人間性を、人生を、より豊かにするための第一歩になるはずです」。開講に際して挨拶をした渡邊二味子キャリアセンター事務室長がエールを送ると、学生たちはマナーの大切さを理解し、しっかりと身につけようと意欲を高めました。
 講師を務めたのは、名古屋観光ホテルのホテリエの方。会場に入る前の準備、ナプキンの扱い方、オードブルからスープ、メイン料理、デザートまでの食事の仕方、さらには立食パーティー、和食、中国料理のマナーなどもわかりやすくレクチャーしてくださいました。ホテリエの方は「マナーというと堅苦しく捉えてしまうかもしれませんが、本来は"人と人とが、気持ちよく同じ場を楽しむためのもの"です。ここで学んだことを普段からどんどん実践し、社会人生活に役立てていただければと願っています」と語り、学生たちの成長に期待を寄せてくださいました。

 参加した学生は、「普段の学生同士での気軽な食事会とは違う雰囲気に緊張しましたが、あらためてテーブルマナーを学び、いい経験になりました。今後、テーブルマナーに限らず自分の言動一つひとつに気を配り、一人前の社会人をめざします!」と決意をあらたにしていました。社会人へとたくましく成長し、それぞれのステージで活躍していく学生たち。一人ひとりの輝く未来へとまなざしを向け、愛知淑徳大学はこれからも教育や人材育成、キャリア支援に全力で取り組みます。