2019卒業プロジェクト展

卒業プロジェクト展

本日より展示が始まりました。10:00-17:00/1/29(火)まで。土日OPEN。
長久手キャンパス8号棟5階。どなたでもご覧いただけます。
※本年度より学外展が全学年対象の優秀作品展となったため、卒業設計・制作・論文の全作品展示は今回の学内での展示のみとなります。

 

学生の作品を一部ですが紹介します。
まずは制作作品

 

「紙が作る紙生活」古橋 海
紙の椅子。実際に座れます。(そっと、やさしくお願いします)

 

「アクティブシニアのための椅子」今枝 生奈
こちらは木でできた椅子の作品。滑らかな木の手触り。

 

「6ing Chair」森下 航輝
構造系研究室の学生による、プレキャストコンクリート椅子の提案。
耐荷重1kN≒100kgまで。t=50mm。座るとゆーらゆら揺れる、揺り椅子のようになっています。制作者コメント「座れます!座ってください!」

 

「未来仏壇」森田 恭涼
みなお世話になるかもしれない、仏壇の提案。徹底的にパーツに分割された仏壇。
その制作意図の着想はおじいちゃんの死。

 

「紙のみぞ知る」神谷 諭 + 酒井 祐太朗 + 最上 嵐斗
壁紙に対するデザイン提案。共同制作です。

 

「土壁の世界」林 恵美加
昨今、人材不足が深刻な職人の世界。左官職人も例外ではありません。職能と担い手の裾野を広げるため、左官の教材キットを作成した提案。

 

「イスラーム建築の魅力を伝える立体絵画〜アルバンブラ宮殿とイスファハーンより〜」熊谷 和弓
イスラム建築の立体幾何学装飾”ムカルナス”を1枚の紙から立体を表現するデコパージュで作成したら …という作品。何だかとてつもない思い入れを感じます。

 

「名古屋看板建築集 東京と名古屋の看板建築を比較して」浅井 康佑
日本全国に存在する「看板建築」名古屋にも多くの名もなき看板建築が存在する。それらを収集した写真集を制作。

 

「今池 古本 かかづらう -シマウマ書房でであいであう-」田中 紀衣 + 宮田 知佳
実在する古本屋のアプローチに対するディスプレイの提案。街へ対する提案となることも意識しつつ制作。

 

つづいて設計作品

「超巣 超高齢先端」阿部 沙也加
6角形のシステマチックな構成による高齢者住宅に「みせ」を内包する提案

 

「緩く 創る」城 泉希
シェアする住まい方への提案。シェアはどこへ向かうのか。向かうべきなのか。

 

「テキスタイルラボ/テキスタイルパーク ノコギリ屋根工場改修案」永田 萌乃
一宮に点在するノコギリ屋根の工場に対するリノベーションの提案。

 

「Plan Change -PCの住家-」加藤 純華
構造系研究室の学生によるPCa(プレキャスト)PC(プレストレストコンクリート)構造による、空き家問題解決にも触れた集合住宅システムの提案。を、しているとは思えないほど可愛らしいプレゼンシートと模型。らしさが出ています。

 

「山つくりたいですね」下村 光
インフラ、人、物が交差する広場的空間である「駅前」を敷地に、街のアイデンティティを建築として具現化しようという提案。

 

「大地に通う」田中 綾
地形のある土地に建つ小中一貫校の提案。屋根の掛け方が気になる作品。

 

「アーケード下、160mの学び舎」渡邉 莉奈
少子化問題と空き家問題を束ねたような提案。ひとつの大きな敷地に計画されるのではなく、ある商店街を舞台に小学校の機能がまるごと散らばることで生まれる、新しい教育・小学校の在り方を提案した作品。

 

これら設計制作の作品に加え、17編の論文が展示してあります。
今回紹介しきれなかった作品もたくさんあります。よろしければ足を運んでいただき、学生の意欲作をご覧いただければ幸いです。

 

〈お問い合わせ〉
愛知淑徳大学 長久手キャンパス
8号棟5階 建築・インテリアデザイン専攻準備室
TEL 0561-62-4111(内線2840・2848)/FAX 0561-63-1996