河辺 泰宏/かわべ やすひろ

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メッセージ

大学時代は4年間あるとはいえ、気がついてみれば矢のごとく通り過ぎてしまいます。その時間でたった一つでも自分のメモリーに貴重な経験を残せた人は幸いです。役に立つとか立たないとかではなく、熱中したものがあるかないかです。

担当授業科目

建築の歴史A(西洋)
都市の歴史
モダンデザイン文化史
建築・インテリア概論(オムニバス)
建築・インテリア演習Iab・IIab
卒業プロジェクト

演習(ゼミ)について

ゼミでは、「体験」することを通じて学ぶということを主眼にしています。中心となる専攻分野は建築や美術の歴史、保存・再生、デザイン論ですが、ワークショップや見学会、展覧会制作などを通じて、心に刻むシーンを見つけられたらと思います。
知識の集積には時間と労力がかかります。わずか2年間で建築やデザインの歴史を体系的に学ぼうとしても限界がありますし、あまり意味のあることとは思えません。それより「学び方」「調べ方」「まとめかた」「伝え方」を勉強した方が自分の自信につながるでしょうし、社会に出てから役に立つでしょう。私のゼミではそのために時間の大半を費やしています。

ゼミ旅行・企画

これまでに国内では京都、神戸、金沢、妻籠、直島、倉敷、明治村などを訪れました。国外にも足を運びましたが諸情勢を鑑みながら、皆さんからの要望があれば海外研修旅行も企画したいと思います。

学生の卒業研究(卒論・修論)

卒業研究では、こちらからテーマを与えることはありません。自ら興味を持ったことをテーマとして、考察過程ではゼミのメンバー同志が互いにヒントを出し合って考えていきます。

研究課題・活動など

西洋建築史・デザイン史を主な研究テーマとしています。

略歴

名古屋大学工学研究科建築学専攻博士課程から愛知淑徳短期大学家政学科へ赴任。その後、愛知淑徳大学現代社会学部を経て、メディアプロデュース学部、創造表現学部に所属、現在に至る。