【追悼】とりいかずよし先生

とりいかずよし先生が、2月9日にご病気で逝去されました。享年75歳でした。
入院されているあいだもリハビリに努め、卒業式に顔を出したいと言っておられたそうです。
先生のご業績については下に略歴をつけましたが、1969年から週刊少年ジャンプで連載されたギャグマンガ「トイレット博士」が大ヒット。「マタンキ!」という合言葉が全国の子供たちの間で大流行しました。

そんな人気漫画家のとりい先生は、本学で20年余りのあいだマンガ創作の授業やゼミをご担当くださり、ゼミからは何人ものプロを輩出しました。
長年にわたるとりい先生の篤いご指導に深く感謝を申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。

【とりいかずよし先生 略歴】
1967年 漫画家赤塚不二夫に師事
1968年 読み切りギャグ・くちなし犬(週刊少年サンデー)でデビュー
1969年~トイレット博士(週刊少年ジャンプ)連載開始同年独立
     せんせい(月刊少年ジャンプ)連載
1976年~うわさの天海(週刊少年マカジン)連載
     くたばれ!とうちゃん(週刊少年チャンピオン連載)
1980年~名古屋に移住
     漫画制作の傍ら地元の新聞、雑誌、ラジオ、テレビの仕事もこなす
1985年~少年誌中心から青年誌ヘシフト
     週刊ヤングジャンプ、ビッグコミックスペリオール等に連載
2000年~デカダンス(ビジネスジャンプ)連載
     漫画家育成のための「漫画工場すばる」を主宰
     愛知淑徳大学文化創造学部・メディアプロデュース学部・創造表現学部 教授