食創造科学科

食創造科学科
特色

●「食」を広く実践的に学ぶ

食品や調理、健康と栄養、世界の食文化などの幅広い知識や、栄養成分の分析実験から食品開発にいたるまで、食について実践的に学ぶことができます。

●専門性を高める2コースを設置

2年次から食品の栄養や衛生面を科学的に分析する『食科学コース』と、調理・加工・保存を学び食の創造をめざす『食・健康創造コース』のいずれかを選択し専門性を高めます。

●おいしさを探求する最新の実験・実習室

食品成分を調べる最新機器を設置した実験室やおいしさを評価する官能評価室、地域食や食卓美学を研究する実習室など、先進的な学修・研究環境が整っています。

取得できる資格

●食品衛生管理者任用資格 ●食品衛生監視員任用資格

※任用資格:採用後、特定の業務に任用される時に必要とされる資格

こんな資格取得もサポートします!こんな資格取得もサポートします!

●フードコーディネーター ●食生活アドバイザー® ●TALK食空間コーディネーター® ●惣菜管理士 ●食品表示診断士 ●登録販売者 ●知的財産管理技能士 など

なにを学ぶ?
どうやって学ぶ?

「食品分析」について学びたい!

『食品分析学』

食品から成分を抽出し、分離・分析するために必要な考え方(原理)と、成分ごとの分析方法について広く学修します。さらに、食品成分の定性分析と定量分析の違いについても理解し、得られたデータの取り扱い (妥当性や分析精度)について学修します。

『食品分析学実験』

実験器具や試薬類の正しい取り扱い方といった基本的な操作から、さまざまな原理でおこなう精密機器分析の手順を身につけ、分析の目的や成分に応じて適切な分析法を選択できる力を養います。

『食品衛生学実験』

食品中の細菌検査や、食品添加物の定量分析、鮮度検査、食品中の異物試験などをおこない、食材、製造から食卓までの食品安全に必要不可欠な分析手技を身につけます。

「食品開発」について学びたい!

『食マーケティング論』

「食への新たなニーズ」を探るため消費者心理を読み解き、そのニーズをどう創造し、利益につなげるか、市場を創造するための知識を身につけます。食のマーケティング(製品・価格戦略、プロモーション) の技術と、それを支える消費者行動・企業行動を経営学・社会学・行動科学の側面から学修します。

『商品開発論』

食品開発の企画から製品化に至るまでの一連の流れについて学修します。また、食品のおいしさ、健康機能、安全性などを向上させるための技術や、最新の知見およびさまざまな事例について学びます。

『地域食開発演習』

地域食や地産地消の意義、地域の活性化につながる方法について考えます。具体的には地域特産物の利用方法の検討、食品開発の企画、試作、製造、評価など食品開発に必要な一連のスキルを身につけます。

「食のコーディネート」について学びたい!

『食卓美学演習』

食の人間関係を円滑にしたり、心を癒したりするなどの複合的食品機能や、食卓をより有意義なものにする方法を学びます。具体的には工芸菓子(シュガークラフトや和菓子工芸)の製作や、和・洋・中、各国の食文化に対応した正しいアイテム選択、食卓の表現方法についても理解します。

『食空間・コーディネート実習』

食空間演出の必要性と効果、食卓のアイテム・セッティングや配色、テーブルマナーなどの基礎知識を学びます。それをもとに、国際的な食事文化や日本の食事文化を理解し、食卓という小空間のコーディネートが主体的におこなえるスキルを身につけます。

『フードコーディネート論』

食のホスピタリティに必要な知識や基礎的技術を学ぶとともに、もてなしの精神についても考えます。食卓という小空間のコーディネートから外食産業を支えるマネジメント、さらには食環境を考慮したフードシステムに関することまで、広範囲な基本的事項を学修します。

Q&A

健康栄養学科と食創造科学科の違いは何ですか?

健康栄養学科では、 管理栄養士の国家試験受験資格取得のための授業が中心です。 一方、食創造科学科は資格取得にとらわれず、食に関する幅広い分野を学ぶことができ、 さらに自分の興味のある分野を深く探求することができます。

どんな学びの施設があるの?

2023年完成の新1号棟の4・5階に食創造科学科の専用フロアを整備。最新の設備が整った、実習室・実験室の他、専用ラウンジなども設置されています。

卒業後はどのような就職先がありますか?

食産業や健康産業の研究・開発・製造、商品企画、営業といった幅広い分野での活躍が期待されます。

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