2024年6月14日（金） 星が丘キャンパス Study Hall（3号館6階）

英語運用能力を大きく向上させた学生たちを称える表彰式を開催。
受賞者に英語の勉強法や今後の目標について語ってもらいました。

　グローバル・コミュニケーション学部では、国際社会で活躍するために必要な幅広い国際教養と高度な英語運用能力を備え、世界中の人々の架け橋となれる人材育成に力を入れています。学部専門教育科目は「All English」で進行することが特徴で、学生が日常的に英語に触れることによって世界で通用する英語コミュニケーション能力を養っていきます。さらに、学生の英語力を客観的に見つめる指針として「TOEIC Listening & Reading Test」も導入。このTOEICの点数をもとに、入学当初から英語運用能力が飛躍的に向上したと認められた学生を表彰するのが「GLOCOM Ascent Award」、TOEIC 900点を超えた学生を表彰するのが「GLOCOM 900 Club」です。2024年6月14日（金）に開催された表彰式では、4名の学生の努力の成果が顕彰されました。

　表彰式当日は、GLOCOM 900 Club 受賞者1名のみの出席でしたが、この学生は2023年にはGLOCOM Ascent Award を受賞しています。学部長の中郷先生から「GLOCOM 900 Club と GLOCOM Ascent Award の両方を受賞した学生はこれまで4人しかいないため、今回のダブル受賞はすばらしいことです。これからは英語力だけではなくさまざまな知識も身につけて、社会で活躍することを期待します」と学生への期待を込めたメッセージが送られた学生は、誇らしげな表情でした。

　受賞という形で、これまでの努力を先生方から賞賛された学生たち。勉強方法は人それぞれですが、どの受賞者も明確な目標を持ち、「英語が好き」という気持ちが大きかったからこそ、今回のすばらしい結果につながったのではないでしょうか。今後もグローバル・コミュニケーション学部は、英語力向上につながる環境づくりに注力し、学生たちの主体的な学習をサポートしていきます。

GLOCOM Ascent Award受賞コメント

グローバル・コミュニケーション学部　グローバル・コミュニケーション学科 4年
栗本 昌幸さん

　幼いころから外国車が好きで、「将来は海外とつながりのある仕事をしたい」と感じていたことから、ALL ENGLISHの環境やStudy Abroadなどの制度が充実しているこの学部に入学しました。机に座って勉強することが苦手だった私は、英語のトーク番組やイギリスの自動車番組などを見て、楽しみながら英語に慣れるようにしました。番組や授業で使われた単語などがTOEICの単語帳に出てくると記憶に残りやすく、勉強のモチベーションも上がります。英語学習はダイエットと同じように、目標を設定したうえで継続的におこなうことで結果が出るものだと思っています。無理をせずに自分のペースでコツコツと勉強を続けることで、誰でも英語力を高められるはずです。

グローバル・コミュニケーション学部　グローバル・コミュニケーション学科 3年
井出 知菜津さん

　大学に入学したら本格的に語学力を磨きたいと考えており、ALL ENGLISHのカリキュラムに惹かれてこの学部を選びました。ALL ENGLISHの環境のおかげで英語漬けの毎日を送ることができ、特にリスニングの点数が入学当初よりもグッと伸びたのがうれしかったです。TOIECの勉強の際、参考書や問題集を確認するのは大切ですが、それだけではモチベーションを維持するのが難しいため、自分の趣味と英語学習を両立した時間を設けるのが大事だと思います。私の場合は海外ドラマを見たり、洋楽を聞いたりして英語を学びながら気分転換していました。この調子で英語の勉強を続けていき、卒業までにTOIEC 900点を取りたいです。

グローバル・コミュニケーション学部　グローバル・コミュニケーション学科 4年
アベ木 眞生さん

　入学以降、日常的に英語に触れ続けてきたことが英語力向上につながりました。ALL ENGLISHによる授業はもちろん、留学生の生活をサポートするボランティアでも英語を使っているため、スピーキングやリスニングなどのスキルを大きく伸ばすことができました。また、困っている外国人観光客がいたら積極的に話しかけるようにし、地元の国際的なイベントには通訳として参加してきました。このように主体的に英語を使ったコミュニケーションを取ることで、自然と語学力が磨かれてきたのだと思います。秋から大学を1年間休学して、アメリカで働く予定です。これまでに培ってきた英語力を生かして頑張りたいと思います。

GLOCOM 900 Club受賞コメント