「大川地区『記憶の街』模型復元プロジェクト」
東日本大震災で被災した石巻市大川地区の震災前の姿を500分の1に再現する
「大川地区『記憶の街』模型復元プロジェクト」の釜谷・間垣地区ワークショップが開催され、
都市環境デザイン専修の2・3年生有志が参加しました。
ワークショップでは、
大川中学校付近から釜谷の墓地付近までの白い模型を展示。
来場された皆さんの思い出を建築学生が聴きながら、
模型に彩色していきます。
そして、お話しいただいた内容を記した「記憶の旗」を立てていきます。
「震災から5年の月日が流れ、正直、心の傷をえぐりに行く行為かもしれない、と思っていた中で、
住民の方同士が わざわざ電話で『ここは誰の家だった?』とか『ここに何があった?』と
この機会を喜んでくださった事がとても嬉しかったです。しかし、この経験が”良い思い出になった”
ではなく “どんな意味があったのか” をこれから自分の中で考えていきたい。」
そう学生は話します。
多くの方にお力添えを頂き、無事開催することができました。
ありがとうございました。
「失われた街」模型復元プロジェクト
模型制作 神戸大学槻橋研究室、名古屋市立大学久野研究室、 愛知淑徳大学都市環境デザイン専修学生有志+清水裕二ゼミ+水谷夏樹、東北工業大学学生有志団体colors有志+建築学科学生有志+福屋研究室