卒業プロジェクト 中間発表Ⅰ

学生が自由に研究テーマを決め、4年間の学びの集大成として設計・制作・論文にまとめる卒業プロジェクト。その途中成果を発表する「中間発表Ⅰ」を開催しました。

設計29名、制作15名、論文20名の計64名によるプレゼンテーションは約8時間の長丁場。今年も多様な研究テーマが出揃いました。

 

発表時間は1人3分+質疑3分。あっという間に時間が経過し、短いと感じる発表者もいれば、逆に成果が見えず、時間を持て余す発表者もちらほら。

 

教員陣の質問や意見も飛び交います。高齢者×子ども、パラサイトシングル、AI、看板建築、韓国の現代住宅、メルヘン建築、廃トンネル、空き家問題、ダ・ヴィンチの仮設橋実験、消える建築、長久手キャンパス迷子問題、プレキャストプレストレストコンクリートチェア、70歳の自分、実施リノベ、シャレてる防犯、仏壇問題、農家、廃棄野菜問題 etc…多様なテーマに多くの議論が起こりました。

 

今年は現時点で2人ペア3組、3人チーム1組と例年に比べて共同設計・共同制作も多く見られます。共同設計制作は、作品の提出枚数が増えることも去ることながら、”2人以上でやるからこそ”の最終的な提案力が求められます。

 

「中間発表Ⅰ」を終え、いよいよ本格的なスタートを切った卒業プロジェクト。次回は長い夏休みを挟み、11月1日に「中間発表Ⅱ」が控えています。それぞれの研究テーマに沿ってどのような広がりや深みがプラスされるのか、今から楽しみに期待したいと思います。